運動会をきっかけに入浴&ストレッチで健康生活を
秋本さんが「これだけはしてほしい簡単なこと」とはズバリ「入浴」だそうです。
現代人の約半分が平日はシャワーだけで済ますというデータもあるようですが、前述されているように筋肉を柔軟に保つため、入浴は必須で、今やどの種目のアスリートも必ず湯船に浸かる時間を作るようしていると秋本さん。
「アスリートにとって遠征時のホテル選びでバスタブ、できれば大きなものがあるかどうかは第一に考えるくらい重要なポイントです。シャワーだけという人はもういないですね。
時間をかけて入浴して身体を温め、ストレッチして睡眠を摂る。僕もこのルーティーンは欠かしませんでした。疲労の残り方が全然、違います」
もちろん入浴の効果はアスリートだけにあるものではありません。運動会の日程が出たらそこに向けて毎日、入浴するだけでも準備としては質の高いものになると秋本さんは力強く語ります。
「簡単なトレーニングと姿勢をまっすぐ保つ意識だけでも運動会のパフォーマンスは劇的に向上します。くれぐれもケガに気をつけて、お子さんにカッコよく走るパパママの姿を見せてあげてください!」
ケンケン(#1)、簡単ストレッチ、入浴だけで少なくとも転ばないでかっこ良く走れるという秋本流の運動会対策。どれも続けることが容易なメニューなので、持続することも可能です。ぜひ試してみてください。
【PROFILE】
秋本真吾
あきもとしんご 1982年4月7日生まれ、福島県出身。国際武道大学大学院時代には200mハードルのアジア最高記録、日本記録、学生記録など当時のレコードを次々と塗り替えた、五輪強化選手にも指定されたハードラー。2012年の競技引退後はスプリントコーチとして 活動をはじめ、その分野のパイオニアに。プロ野球選手や、サッカー代表戦士をはじめ、延べ500名以上のプロスポーツ選手にスプリントを指導する一方で、日本全 国の小中学校でかけっこ教室を開催するなど精力的に活動している。 2017年生まれの女児の父。
オフィシャルウェブサイト 「SHINGO AKIMOTO.」
竹田 聡一郎
1979年生まれ。神奈川県出身。幼少の頃からサッカーに親しみベルマーレ平塚(現湘南)の下部組織でプレーする一方で、84年、広島市民球場でのプロ野球初観戦で高橋慶彦や山本浩二に魅せられ、カープファンに。 04年にフリーのスポーツライターになり、サッカーやカーリングを取材するフリをしつつカープも追う日々。
1979年生まれ。神奈川県出身。幼少の頃からサッカーに親しみベルマーレ平塚(現湘南)の下部組織でプレーする一方で、84年、広島市民球場でのプロ野球初観戦で高橋慶彦や山本浩二に魅せられ、カープファンに。 04年にフリーのスポーツライターになり、サッカーやカーリングを取材するフリをしつつカープも追う日々。