特別展『大絶滅展』 国立科学博物館では初!「ビッグファイブ」がテーマ

【親子でおでかけ】迫力の化石&模型が見どころ (3/4) 1ページ目に戻る

▲巨大な化石が大胆に展示されており、大きさと迫力を実感できる
▲巨大な化石が大胆に展示されており、大きさと迫力を実感できる
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入り口に入ってすぐ、目に飛び込んでくるのが大きな地球儀“大絶滅スフィア”です。5回の絶滅について、いつ、地球のどこで何が起こったのかを、球体に映し出される映像で分かりやすく楽しむことができます。

第一会場は計5回の絶滅をEPISODE1からEPISODE5に分けて展示する5つのブースと、新生代に起きた生物の多様化を展示するEPISODE6を加えた、合計6つのブースに分かれています。

▲5つの区分ごとに、絶滅によって姿を消した生き物などの模型や化石が展示
▲5つの区分ごとに、絶滅によって姿を消した生き物などの模型や化石が展示

該当する時代に生きていた生き物や、絶滅によって姿を消した生き物などの化石が展示されており、「実物」と表記されたものもたくさんあってワクワク!

そして上を見上げると、絵本『くじらがしんだら』などでおなじみのかわさきしゅんいち氏による、その時代に生きた生物たちがイキイキと躍動する姿を描いた大きなイラストが飾られています。

また巨大な化石や全身骨格が大胆に展示されており、「こんなに大きかったのか!」とその迫力を体感できるのも感動ポイントです。

▲絵本『くじらがしんだら』などでおなじみの、かわさきしゅんいち氏による、その時代に生きた生物たちがイキイキと躍動する姿を描いた大きなイラスト

今回の展示に際し、大量絶滅と関連の深いモロッコでの発掘調査も実施されました。その発掘調査の様子や現場で使用された機材、採集標本、火山活動の調査結果などが世界初公開されています。

そしてEPISODE6は、私たちが生きる現代である新生代がテーマ。

このブースでは、かつて北太平洋に生息していた全長約6メートルの大型哺乳類「ステラーダイカイギュウ」の全身の実物化石を世界初公開! こちらの展示も見逃せません。

▲世界初公開! かつて北太平洋に生息していた全長約6メートルの大型哺乳類「ステラーダイカイギュウ」の全身の実物化石
▲世界初公開! かつて北太平洋に生息していた全長約6メートルの大型哺乳類「ステラーダイカイギュウ」の全身の実物化石

地球上で起きた5度の大量絶滅という危機を乗り越え、絶滅したグループに代わるグループが新たに繁栄する。その繰り返しを経て、生命は多様な進化を遂げてきました。

生き物たちの生き残りを懸けた進化の歴史に、子どもも大人も大きなエネルギーをもらえるはずです!

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