「MOTTAINAI」 台所から未来の子どもを支えるごはん 「おから料理」

もったいない・つづけられる・伝統食! #15【おから】「おから料理」

ライター・料理家:越野 美樹

「おからの揚げ餃子」のレシピ

おからを餃子の皮で包んで揚げたら、メイン料理に変身。ツナ缶をオイルごと使うのがコツです。 写真:越野美樹

【材料】4人分
生おから 80g
ニラ 3本
ニンニク 1片
ツナ缶 70g
シュレッドチーズ 30g
片栗粉 大さじ2
醤油 大さじ1/2
餃子の皮 20枚
揚げ油 適量

※ツナ缶はオイルタイプのものを使い、油もすべて使います。

【お手伝いポイント】
おからを餃子の皮で包むのを手伝ってもらいましょう。

【作り方】
1.ニラは小口切りにする。ニンニクはすりおろす。

2.ボウルに生おから、ツナ缶、シュレッドチーズ、片栗粉、醤油、1を加えてよく混ぜる。

3. 2を20等分して餃子の皮で包む。

娘は2歳くらいから餃子作りを手伝っていました。高校生の今でも、大好物の餃子は喜んで手伝ってくれます。 写真:越野美樹

4.揚げ鍋に揚げ油を入れ、170℃に熱する。3を両面がきつね色になるまで揚げる。

調理後の油の処理が面倒な方は、油をフライパンの底から1cmほど入れ、フタをして両面を揚げ焼きにしてもOK。

おからを使おう

おからは、味つけや調理法を工夫すれば、子どもも喜ぶ料理に仕上げられます。

さっぱりしているおからは、油やマヨネーズなどの油分を加えることで、まろやかな食感で食べやすくなります。

豆腐とおからで作ったナゲット。木綿豆腐、おからにすりおろしニンニクと多めの片栗粉を加えて、揚げます。外はカリカリ、中はふわふわの仕上がり! ケチャップをつけていただきます。 写真:越野美樹

調理方法次第で、主役級のおかずにも仕立てられます。

アレンジ自在のおからを食べないなんて、もったいない!

おからを、お子さんと一緒にお料理してみませんか?

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こしの みき

越野 美樹

Miki Koshino
ライター・料理家

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook

1歳より新宿育ち。大手証券会社就職後、編集プロダクション・出版社勤務、約20年の惣菜店経営と料理教室講師を経て、2016年より新鮮で美味しい野菜が身近にある田舎暮らし。不器用ながら、食べたいものはなんでも手作りがモットー。instagramでは、基本調味料で野菜の美味しさを引き出す「平日のわっぱ弁当&週末のおうちごはん」を投稿しています。趣味は美味しいものを食べることと、ピアノを弾くこと。 ●fujinoniji 藤野料理教室にじHP ●Nadiaレシピルーム ●Facebook