管理栄養士・松丸奨先生の連載８回目　「肌質が気になる人」へ向けたレシピ

「品川汁」とは、江戸時代に江戸沖で船が難破した青森県むつ市川内の漁師さんたちを、品川の漁師さんたちが助けたときにふるまった汁物のこと。

「本来は豆腐をすり鉢ですって入れたり、豆乳を入れたりしますが、今回は牛乳を入れてミルクベースにしました。

きのこに含まれるビタミンＤは、カルシウムの吸収を助けてくれるため、舞茸めしと一緒に食べれば、栄養バランスがさらにアップします」（松丸先生）

【作り方】

①大根５cm、にんじん1/4本とじゃがいも1/2個はいちょう切りに、長ねぎ５cmは斜め小口切りにしておく。鍋を強火で加熱し、鶏むねひき肉50gを炒める。

②①の鶏むねひき肉に火が通ったら、①の長ねぎ以外の野菜と水500mlを入れて、強火で加熱する。野菜が柔らかくなったら、牛乳300mlを入れる。

③和風だしの素小さじ２とみそ小さじ１、ほうれん草（冷凍）ひとつかみを入れる。器に盛り、①の長ねぎをのせたら完成。

松丸先生のポイント！
ミルク感とみその味で野菜を食べやすくしてくれる品川汁。ほうれん草は冷凍を使うと簡単に作れます。また、ほうれん草は鉄分を多く含むため、お好みで多めに入れてもいいですね。

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次回は、忙しいけど栄養価の高いものを食べたい！　食べてもらいたい！
そんな願いを叶える、ボリュームたっぷり「簡単エッグピラフ」です。お楽しみに！

松丸先生のレシピ連載は毎週月曜日と金曜日の朝７:55更新。