管理栄養士・松丸奨先生の連載31回目 「テスト直前の記憶力を高めたい人」へ向けたレシピ

管理栄養士・松丸奨先生の「栄養チャージレシピ」 31回目 テスト直前の記憶力を高めたい人へ「さば味噌缶とツナ缶のカレーピラフ」と「イワシの水煮缶南蛮漬け」

管理栄養士・栄養教諭:松丸 奨

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管理栄養士・松丸奨先生に、管理栄養士だから提案できる、「栄養」に特化した「コクリコ」だけのレシピを作ってもらいました。

31回目は、テスト直前の記憶力を高めたい人へ向けた「さば味噌缶とツナ缶のカレーピラフ」と「イワシの水煮缶南蛮漬け」です。


(松丸奨先生のレシピ連載は、毎週月曜・金曜の朝公開)

管理栄養士・松丸奨先生。現在は都内の公立小学校に勤務。  撮影/日下部真紀

青魚料理は缶詰を使えば失敗知らず!

「テスト直前に何かを伸ばすというより、今までのがんばりを最大限に生かすために、脳によいものを食べることが、テスト前のおすすめの食事」という松丸先生。そこでぜひ食べたいのが青魚です。

「青魚には、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富。EPAは、血液の流動性を高める効果があります。血流がよくなることで、脳を含めて体全体に栄養がいきわたります。DHAは、脳細胞の活性化や発達に役立ち、記憶力の向上に効果が期待できる栄養素です。そこでさばやイワシのレシピを考えました。

合わせたツナ缶にも、EPAとDHAが多く含まれています。抗酸化作が期待できる栄養素・セレンも含まれているので、酸化作用による細胞のダメージを防いでくれるので、脳機能の維持改善に役立ちます。

しかし、“青魚を食べると脳にいい”とわかっていても、料理が難しい、骨が気になるなど、なかなかハードルが高いですよね。そこで今回は、味の違う缶詰を使って、飽きないように組み合わせました。勉強への集中力、記憶力にもってこいの美味しい青魚レシピで、テストをがんばってくださいね!」
(松丸先生)

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