遊び込むほど楽しさ倍増!子どもと遊べるボードゲーム&カードゲーム4選

ボードゲーム・カードゲーム専門店『すごろくや』丸田康司さん推薦 #3 現代ボードゲーム4選

すごろくや代表:丸田 康司

勝ち負けを決めない協力型ゲーム

【とびだせ牧場】

「とびだせ牧場」2,420円/ドイツ製/遊ぶ人数:2〜4人/対象年齢:4歳~  画像提供:すごろくや 

4歳から楽しめ、仲間内の勝ち負けを決めない協力型のゲームがこちら。

小屋から逃げ出したやんちゃな動物達が牧場の外へ出るのをみんなで阻止します。  画像提供:すごろくや

サイコロを振ってカードをめくり、そこにある指示に従って、その都度みんなで相談しながら、動かす動物を決めます。
めくるカードがなくなったときに、動物が一匹も逃げていなければ、みんなの勝ち。逃げてしまったら、動物たちの勝ちです。

木製の動物がころんとかわいい。  画像提供:すごろくや

参加者全員で、今後起こりうることを相談しながら対処していくことが大切。先を見通し、話し合い、協力するという、チームワークが学べますよ。

深い駆け引きが楽しめる麻雀風ゲーム

【すずめ雀】

「すずめ雀」3,740円/日本製/遊ぶ人数:2〜5人/対象年齢:6歳~ 画像提供:すごろくや

子どもでも楽しめる麻雀風の、「すごろくや」オリジナルゲームです。
「1個取る」「1個捨てる」を繰り返しながら、同じ絵柄3つと3つの連番の数を揃えていきます。

あがれば揃えたものに応じた点数がもらえ、何度か繰り返して勝者を決めます。  画像提供:すごろくや

「ポンジャン」「ドンジャラ」という、一世を風靡したゲームがありますが、それらにはない駆け引き要素が入っているのがこのゲームの大きな特徴です。

彫りの入った牌が本格的。別売りのプレイマットを敷けばより雰囲気が出ますよ。  画像提供:すごろくや

自分にとっていらない牌を捨てたとき、メンバーの誰かに「それをもらって完成(ロン)」とされると、自分の点数が奪われます。相手の捨てるものから、手を読み込んで駆け引きするという麻雀の本質的な面白さを活かしつつ、ルールは最小限。大人も本気で楽しめるゲームです。

おすすめのボードゲーム&カードゲームいかがでしたか?
まだまだ続くステイホーム中のお供に、週末の楽しみに。
ボードゲームで家族や友だちと楽しい時間を作ってみてください。

取材・文 浅妻千映子

39 件
まるた こうじ

丸田 康司

すごろくや代表

株式会社すごろくや代表取締役。テレビゲーム開発に携わったのち、2006年に近代ボードゲーム・カードゲームの専門店『すごろくや』を設立。東京の高円寺と神保町の2店舗がある。海外製ボードゲームの国内向けローカライズやイベント運営、自社ゲームの開発、書籍の発行など多岐にわたる活動をしている。 すごろくや https://sugorokuya.jp/ 主な著書 「おうちでボードゲームforママ&キッズ」(スモール出版)など。

株式会社すごろくや代表取締役。テレビゲーム開発に携わったのち、2006年に近代ボードゲーム・カードゲームの専門店『すごろくや』を設立。東京の高円寺と神保町の2店舗がある。海外製ボードゲームの国内向けローカライズやイベント運営、自社ゲームの開発、書籍の発行など多岐にわたる活動をしている。 すごろくや https://sugorokuya.jp/ 主な著書 「おうちでボードゲームforママ&キッズ」(スモール出版)など。