苦戦する【寝かしつけ】 「寝ない赤ちゃん」には「入眠前3つの温度」がカギ! 〔東大医学部卒3児のママ〕が対策を伝授
東大医学部卒医師・もりたま先生に聞く、「子どものねんねトラブル」 #1 ~赤ちゃんの寝かしつけ編~
2025.01.11
医師・小児スリープコンサルタント:森田 麻里子
赤ちゃんの睡眠サイクル 生後6ヵ月までは激動!
ご自身も3児のお子さんの子育て真っ最中の医師、森田麻里子先生(以下、もりたま先生)。長男の夜泣きに悩んだ経験から、小児スリープコンサルタントとしての活動を開始しました。
先生へ寄せられる子どもの睡眠についてのお悩みで最も多いのが、月齢3~4ヵ月ごろからの「寝てくれない」というもの。この時期の赤ちゃんの寝かしつけは特に難しく、それには子どもの発達が関係しています。
「生まれてすぐの赤ちゃんは、2~3時間ごとに起きて、寝て、飲んで、また寝て、を繰り返しています。それがだんだん、日中に起きている時間が長くなり、夜に寝ている時間が延びるのが生後1ヵ月半ぐらいから。
その後、生後3ヵ月ぐらいまでには、昼夜の区別がついてきて、赤ちゃんの中で生活のリズムがついてきます。身体の成長とともに、睡眠も発達してくるんです」(もりたま先生)