夜中に泣き叫ぶ「夜驚症」 症状が改善しない子どもの性質や環境とは 専門医のわかりやすい解説

小児科医・今西洋介先生に聞く「夜驚症」 #3 発達年齢ピーク後と子どもの睡眠について

小児科医・新生児科医:今西 洋介

「夜驚症」は思春期にも注意が必要と今西先生。そのワケとは……?  写真:アフロ(イメージ)
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夜中に突然、寝ていた子どもが起き上がり怯えたように叫び声をあげて泣き出す「夜驚症」。最終回となる3回目のテーマは、「夜驚症が発症しやすいケース」についてです。

2回目で睡眠環境を整えることで夜驚症を改善に向かわせることができると教えていただきましたが、それでも症状が改善しないということもあります。

それは、「子どもの性質や、他の影響で引き起こされることもあるからです」とは、小児科医の今西洋介先生。詳しく解説していただきます。

(全3回の3回目。1回目を読む2回目を読む

今西洋介(いまにし・ようすけ)
小児科医・新生児科医、小児医療ジャーナリスト。一般社団法人チャイルドリテラシー協会代表理事。
SNSを駆使し、小児医療・福祉に関する課題を社会問題として社会に提起。一般の方にわかりやすく解説し、小児医療と社会をつなげるミドルマンを目指す。3姉妹の父親。
X(旧Twitter)ではふらいと先生(@doctor_nw)としてフォロワー数は14万人。

環境の影響でピークを過ぎた時期に発症することも

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