「子どもの運動神経」どう伸ばす? 遺伝だからと諦めなくてOK! ママに聞いた「やってよかったならいごと」

コクリコラボ

日常的な外遊びを重視する家庭も多数

運動神経を伸ばすためにしたこととして、ならいごとではなく「自由に外遊びさせている」という意見も多くありました。

・休日は積極的に公園へ行く。

・徒歩圏内に、大小さまざまな公園が20くらいあるため、休みのたびに公園に行っている。ぶら下がったり走ったりと、できることから公園遊び、外遊びを楽しんできたため、身体を動かすことが大好き。鬼ごっこで鍛えた足はかなり速い。

外遊びといえば、公園。すべり台やブランコなどで体を動かして遊ぶうちに、楽しみながら運動神経も自然と鍛えられそうです。

・0歳から外遊びを重視していました。現在9歳、6歳、2歳の子がいますが、みんな運動神経はよさそうです。一番上の子のときは時間に余裕があったので幼稚園に入園するまでは毎日10:00~16:00で外遊びしていました。いろいろな公園で違った遊具で遊ぶことも意識していました。遊具によって体の使いかたが違うので、成長によい影響を与えたような気はしています。幼稚園に入ってからは子ども同士で鬼ごっこなどたくさん走る機会ができるようにママ友同士で公園によく行っていました。

毎日10時~16時まで外遊びという、驚きのスケジュールをこなしていたママもいます。我が家もいろいろな公園に行っていましたが、「遊具によって体の使いかたが違う」ということまでを意識したことはありませんでした。

・幼稚園に上がる前は、とにかく公園遊び! 幼稚園からは、子どもの興味に合わせて一緒にやる。縄跳び、鉄棒、一輪車は購入してとことんやりました! コロナ禍には卓球台を買って家族でよく遊びました!

コロナ禍には卓球台も! お子さんの興味に合わせて、一緒に取り組むママには尊敬しかありません。

・ストライダーを2歳ごろから毎日のようにやっていて、3歳半で補助輪なしの自転車デビュー、1週間で乗れました。

・2歳で始めたストライダーが大好きで、ステップに立って乗ったり、ドリフトをしたりしていたので、4歳で自転車にランクアップしたときは、パンプトラックを走れるBMXモデルに近い自転車を買い、週末に本人が行きたいといったときだけパンプトラックに連れていっています。

自転車の前に、ストライダーを取り入れたという声も多かったです。なかには、凹凸のあるコース「パンプトラック」にも出かけるようになったお子さんも! 「好き」という気持ちが、ステップアップへの大きな原動力になることをあらためて感じます。

・0歳くらいの幼いころから、体を動かすのが好きな様子が感じられたので、そのころから公園遊びをたくさんしています。1歳児クラスで入園した園もお散歩にたくさん行く、よく歩く園を選びました(極力カートに乗せない方針)。3歳児からは親子体操に通い、コーディネーション運動に重きをおいて、教室に加えて、教室でならったことを家でもやったりします。4歳児になり、走ることに意欲的なので、かけっこ教室に通うことも考えています。

「たくさん歩かせることを重視して保育園を選んだ」という声もありました。長い時間を過ごす保育園でしっかり体を動かしてくれると、運動神経の発達にもよい影響が期待できそうです。

・走りかたについては、YouTubeなどの指導動画を見て一緒にやってみた(小学生に上がってから)。

・上の子が10歳から、体幹のために自宅にバランスボールを置き、テレビを見るときなど自然に座れるようにしたり、朝学校に行く前の5分間、ジョギングをさせたりしました。

外で体を動かすことはもちろん、自宅でのちょっとした工夫も、運動神経を伸ばすきっかけになりますね!

写真:Paylessimages/イメージマート
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「運動神経はなくてもいい」と思うママも

運動神経に対する考えかたはご家庭によってさまざまで、「なくても困らない」と考えるママもいます。

・生活できるレベルであれば運動神経はよくなくてもいい。

・運動神経はとても個人差が大きいと思うので、無理に伸ばすこともないと思うし、本人の意欲に合わせたらよいのでは、と思う。いっぽうで、子どもが小さいうちにいろいろな体験をさせることは大事だと思う。体操やスキーなども、ある程度大きくなると恐怖感が勝ってしまってなかなか取り組めない場合もある。

「運動神経はいいに越したことはない」という風潮がありますが、「なくてもいい」という意見にも深くうなずけました。

運動神経を伸ばすなら、無理なく楽しく

子どもの運動神経は、子育て中のパパママにとって関心の高いテーマのひとつです。

実際、記事内では紹介しきれないほど、たくさんのエピソードが寄せられました。「ならいごとを習わせても子どもが嫌がって続かなかった」という声や、「療育の一環で運動に取り組んでいる」といったケースもあります。

親の遺伝だから仕方ないと諦めている方も多くいるかもしれませんが、じつは運動神経はあとから伸ばせることが最近の研究からわかってきています。コクリコでは、子どもの運動神経の伸ばし方について専門家がわかりやすく解説しています。ぜひこちらも参考にしてくださいね。

周囲と比べて焦るのではなく、子どもの性格や発達に合わせた柔軟な対応を心がけていきたいですね。みなさんは、子どもの運動神経を伸ばすために取り組んでいることはありますか?

※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。

ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

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コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

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