【中学受験】本番 「入試当日の服装・持ち物」リアルグッズを完全公開 〔受験伴走完走・教育ママライター〕

教育ジャーナリスト・佐野倫子さんに聞く、中学受験本番当日【前編】 ~当日の服装と持ち物編~

教育ジャーナリスト:佐野 倫子

服装編 当日に新品を着るのは避け 事前に「着心地チェック」

ユニクロやアディダスで、温かくて速乾性があり、着心地が良く軽いものをいろいろ試してから全身3日分準備しました。

というのも、受験校が自宅から距離があり、ホテルに前泊・連泊する日もあったので、洗濯ができなくても困らないように、着慣れた同じものを3パターン購入したのです。

当日に新品で着るという事態は避け、事前にその服装で塾や模試に行き、本人に着心地を尋ねました。首回りがチクチクする、思ったより暑い、着脱しづらい、などないように確認できれば安心ですよね。

靴下は「ロングタイプ」を 雨天なら「予備」も

細かいことですが、靴下はふくらはぎくらいまでのロングタイプがおすすめです。試験中は換気中に足元が冷えることがあります。

また、試験日当日に雨が降っていた場合は、予備の靴下を持ち歩きましょう。我が家も実際に土砂降りの日があり、靴下どころかズボンを会場のお手洗いで替えたこともありました。

というのも、足元や首元が冷えると、頭は思うように働かないそうです。一方で、子どもは意識が試験に集中しがちなので、そこまでは気が回らないもの。「会場で寒いと感じたら、始まる前にできる限り空調を相談したり、自分で重ね着をしたりするんだよ」と日ごろから声をかけておきましょう。

子どもの持ち物編

当時の手帳にメモを残していた我が家の当日の持ち物リストを参考までにシェアします。もちろん学校やご家庭によって必要なものは変わりますので、最終的にはこのリストを参考に、どんどんブラッシュアップしてください!

「失くしてもイライラしないようにプチプラで予備を準備しました」撮影:佐野倫子
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子どもの大容量リュックに入れたもの

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