本当に気になる子育ての悩み「子どもの夜ふかしは発達にどんな影響があるか知りたい」
子育てお悩みランキング12を多角的に検証! 第3回 瀧靖之先生/高祖常子先生
2023.02.11
ライター:笹間 聖子
夜更かしは日中の活動時間、やる気が減る原因に
また寝不足だと気持ちも、なんだかやる気がでなかったり、落ち込みがちになってしまいます。
ですから、なるべく朝は決まった時間にすっきり起きて、日中思い切り動き、夜ご飯を食べ、決まった時間に寝ることを目指してあげてください。
難しいようでしたら、働き方自体を見直したり、市区町村からヘルパーさんを派遣してくれる「ファミリーサポート」などの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
園のお迎えはそういった方にお願いして、親御さんは会社からまっすぐ帰宅し、少し早くからお料理をスタートし、ご飯を食べるなど工夫してみてください。
ファミリーサポートや便利家電、作り置きも活用を
さきほども言ったとおり人の手を借りてもいいし、ご飯も作り置きとか、冷凍食品も今は十分おいしいものがあります。材料を入れるだけの、便利家電もありますよね。
それでどんどんご飯を食べる時間が遅くなって、お風呂に入って、もう寝ないと…みたいな感じでバタバタやっていたら、子どももなかなか寝つけません。
そこはやっぱり大人の方が、自分たち家族のタイムスケジュールを工夫して、子どもの生活リズムを整えてあげてください。
夜なかなか寝ないのは、園でのお昼寝が原因なことも
もし、「毎日夜なかなか寝てくれなくて困る」ということであれば、先生に相談して、お昼寝をちょっと早めに切り上げていただくと、もう少し早めに寝てくれるかもしれません。
朝ゆっくり寝かせてあげると、いつまでも夜更かしで朝遅く起きる生活リズムになってしまいます。朝はカーテンをパーっと開けて、「もう朝だよ」と言って目を覚ましてあげましょう。
そうやって起きる時間を一定にして、日中ちゃんと活動していれば、夜は自然に眠くなるはずです。
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高祖 常子
リクルートで学校・企業情報誌の編集にたずさわったのち、2005年に育児情報誌miku編集長に就任し14年間活躍。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。 認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事ほか各NPOの理事を務める。「体罰等によらない子育ての推進に関する検討会」(厚生労働省2019年度)でガイドライン策定委員ほか、国や行政の委員を歴任。子育てと働き方などを中心とした編集・執筆ほか、全国で講演を行っている。 保育士、幼稚園教諭2種、心理学検定1級など子育てに関連する資格を多数取得。 東京家政大学短期大学部保育科卒、第9回渡邉辰五郎奨励賞受賞。 著書は『イラストでよくわかる 感情的にならない子育て』(かんき出版)、『こんなときどうしたらいいの? 感情的にならない子育て』(かんき出版)、『男の子に厳しいしつけは必要ありません』(KADOKAWA)ほか。 3児の母。 ●高卒常子オフィシャルサイト ●Twitter @tokikok
リクルートで学校・企業情報誌の編集にたずさわったのち、2005年に育児情報誌miku編集長に就任し14年間活躍。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。 認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事ほか各NPOの理事を務める。「体罰等によらない子育ての推進に関する検討会」(厚生労働省2019年度)でガイドライン策定委員ほか、国や行政の委員を歴任。子育てと働き方などを中心とした編集・執筆ほか、全国で講演を行っている。 保育士、幼稚園教諭2種、心理学検定1級など子育てに関連する資格を多数取得。 東京家政大学短期大学部保育科卒、第9回渡邉辰五郎奨励賞受賞。 著書は『イラストでよくわかる 感情的にならない子育て』(かんき出版)、『こんなときどうしたらいいの? 感情的にならない子育て』(かんき出版)、『男の子に厳しいしつけは必要ありません』(KADOKAWA)ほか。 3児の母。 ●高卒常子オフィシャルサイト ●Twitter @tokikok
瀧 靖之
東北大学加齢医学研究所 教授/スマート・エイジング学際重点研究センター センター長 東北大学大学院医学系研究科博士課程卒業。東北大学加齢医学研究所および東北メディカル・メガバンク機構で、脳のMRI画像を用いたデータベースを作成。脳の発達、加齢のメカニズムを明らかにする研究者として活躍する。読影や解析をした脳MRIは16万人以上。 『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える究極の子育て「賢い子」は図鑑で育てる』(講談社)、『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)ほか著書多数。
東北大学加齢医学研究所 教授/スマート・エイジング学際重点研究センター センター長 東北大学大学院医学系研究科博士課程卒業。東北大学加齢医学研究所および東北メディカル・メガバンク機構で、脳のMRI画像を用いたデータベースを作成。脳の発達、加齢のメカニズムを明らかにする研究者として活躍する。読影や解析をした脳MRIは16万人以上。 『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える究極の子育て「賢い子」は図鑑で育てる』(講談社)、『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)ほか著書多数。