今回は「熱中症の応急処置・治療」について。正しい水の飲ませ方や、救急車をよぶべき状態を解説します。
熱中症は、症状によって重症度が3つに分類されます。
Ⅰ度:軽症(大量の発汗、こむらがえり、たちくらみ)
Ⅱ度:中等症(頭痛、嘔吐、倦怠感)
Ⅲ度:重症(意識障害、臓器障害)
Ⅱ度以上は医療機関での受診が必要です。
【避難】涼しい場所へ
【体を冷やす】
冷やす場所:特に首の周り、脇の下、足の付け根など
【水分補給】
甘いジュースは、糖分の摂りすぎにつながります。飲む頻度や量に気をつけましょう。
自力で水が飲めない、意識がない場合は救急車!
呼びかけに応じられる場合は涼しい場所に移動させて、水分を補給して体を冷やします。
名前を呼んだり、肩をたたくなどしても反応がない場合、まっすぐ歩けない場合は、ためらわず救急車を呼びましょう。この際、無理に水は飲ませず、氷のうなどで体を冷やして救急車の到着を待ちます。
げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
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小児科医 テル
総合病院に勤務する17年目の小児科医。「親や、子どもに関わる人たちに正しい医療の知識をしってもらいたい」と思い、2018年からInstagramを中心にSNSで、子どもの健康について情報発信している。 Instagram:https://www.instagram.com/shonikaikuji/ YouTube:https://www.youtube.com/@shonikaiTERU
総合病院に勤務する17年目の小児科医。「親や、子どもに関わる人たちに正しい医療の知識をしってもらいたい」と思い、2018年からInstagramを中心にSNSで、子どもの健康について情報発信している。 Instagram:https://www.instagram.com/shonikaikuji/ YouTube:https://www.youtube.com/@shonikaiTERU