お風呂はOK? 発熱した子どもの食事、NG対応を現役小児科医が解説

いつ冷やす? 解熱剤は必要? 自宅でできる対処法を紹介! 現役小児科医テルの「子どもの救急相談室」#8

小児科専門医:小児科医 テル

テル先生は総合病院に勤務する17年目の現役小児科医。「正しい医療の知識をしってもらいたい」と2018年からInstagramを中心に、SNSで子どもの健康について情報発信しています。

そんなテル先生による、子どもがかかりやすい病気や注意したい事故・身の回りの危険、気になる子どもの発達など、子どもの「もしも!」に備えるママパパ必見のヘルスケア情報をご紹介します。
季節の変わり目、気をつけたいのは子どもの発熱。「いつもよりおでこが熱い」と気いたら気づいたら、何をするべきなのか? どのタイミングでどこを冷やせばいいのか? 以前にもらった解熱剤や市販薬は飲ませても大丈夫なのか?など、発熱に関する疑問を、テル医師が解説します。

【何を食べさせる? 何を飲ませる? 食事、飲み物】

食事は子どもが食べやすいもの、食べたいものを選ぶといいです。もちろん無理はせず、消化のよさそうなものを選ぶことは大切です。

水分補給は、経口補水液や幼児用のイオン飲料など電解質や糖分を含んだものを与えてあげましょう。口内炎ができていたり、喉が痛い場合は柑橘系のジュースやくだものは痛みをともなうので嫌がるかもしれません、飲みやすいものを与えましょう。

【お風呂はいいの?】

子どもが風邪で熱があるときでも、いつもどおり元気ならお風呂に入ってもいいです。37℃ぐらいで、鼻水や咳が少し出ている程度ならOKです。熱が38℃前後でも、本人が元気なら汗の不快感をシャワーなどで軽く流してあげるのが良いでしょう。

ただし、子どもの体調が悪くないかをチェックが必要です。熱くないお風呂、シャワーで体をきれいにする程度にしましょう。ぬるめのお風呂に入ることで体温が下がり、リラックスしてよく眠れる効果もあります。

これはNG!
・体調がきつそう
・お風呂の温度が熱すぎる
・入浴時間が長い
・入浴後、すぐに厚着してまた汗をかく

【厚着? 薄着? 発熱時の衣服はどうする?】

なるべく熱がこもらないように薄着にして、手足は冷やさないように調整を。厚着や布団をたくさん被るなどして、早く発汗させて解熱させようとするやり方は、子どもには不向きです。

【外出できるタイミングは?】

保育園・幼稚園などには、熱が下がって少なくとも「24時間以上」経っており、食事などの日常生活をすごせるようになったら戻るようにするといいでしょう。小児科のかかりつけ医、園の先生ともよく相談して決めてください。

次回は、熱性けいれんについて解説します。
記事監修:小児科医テル、イラスト:原あいみ、写真提供:ピクスタ
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しょうにかい てる

小児科医 テル

Shonikai Teru
小児科専門医

総合病院に勤務する17年目の小児科医。「親や、子どもに関わる人たちに正しい医療の知識をしってもらいたい」と思い、2018年からInst...

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトで...