具体的かつ斬新な育児法で圧倒的な支持を集めるてぃ先生が、今回は、「わざと怒られることをする」という2歳児の対策、目からうろこの育児アイディアを伝授してくれました!
お悩み『わざと怒られることをします』(2歳男児)
アドバイス①「子どもがいいことをしたときに反応する」
年齢が大きくなってくると、お子さんに対する親御さんのハードルはどんどん高くなっていきます。成長とともにいろんなことが「できて当たり前」になり、小さい頃は歩いただけで「わーすごい!」「えらいねー」と拍手喝采だったのに、ちょっと成長すると何かを達成したり、親に言われたことをやらないとほめてもらえなくなってしまう。そうしてほめられる回数はどんどん減って、怒られる回数ばかりが増えていきます。
よく親御さんは「うちの子ほめるところがないんです」と言いますが、そんなことはありません。「新しくできるようになったこと」だけをほめるのではなく、過去のその子と比べて「前よりも靴を履くのが早くなったね」「前よりもていねいにお着替えできるようになったね」「最近は〇〇を頑張っているよね」など、なんでもいいので「できて当たり前」と思っている部分を認めて、ほめてあげてみてください。
アドバイス②「子どもは見てもらうことがうれしい」
子どもってよく「見て見て」って言いますよね? 子どもにとっては見てもらっているというのが一番嬉しいことなんです。なので「見てるよ」ということをちゃんと伝え示すために声をかける。そうすると自分が認められていると感じて気持ちが満たされていくんです。
このお子さんは机に乗ったり壁を叩いたりが、良くないこととは充分わかっている。わかっているからこそやっている。自分を見て欲しいからです。やっていることが悪いことだと言い続けるよりも、べつのことで「ほめる」「認める」をする。そうすると親に怒られるようなことをして注目を集めなくても、ちゃんとお父さんお母さんは見てくれている、自分を認めてくれているんだと感じて、自然と怒られるようなことはしなくなるんじゃないかと思います。
げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki
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てぃ先生
関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。 他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。 ちょっと笑えて、かわいらしい子どもの日常についてのつぶやきが好評を博し、X(旧Twitter)フォロワー数は62万人を超える。子育てのハウツーを発信しているYouTubeも大人気。 著書は『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』(ダイヤモンド社)、『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』(ベストセラーズ)、コミックほか多数。 Twitter:@_HappyBoy Instagram:@tsenseidayo YouTube Amebaブログ
関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演は年間50回以上。 他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。 ちょっと笑えて、かわいらしい子どもの日常についてのつぶやきが好評を博し、X(旧Twitter)フォロワー数は62万人を超える。子育てのハウツーを発信しているYouTubeも大人気。 著書は『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』(ダイヤモンド社)、『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』(ベストセラーズ)、コミックほか多数。 Twitter:@_HappyBoy Instagram:@tsenseidayo YouTube Amebaブログ