てぃ先生が解決!「#11やたらと触る」「#12トイレを怖がる」

フォロワー50万人超えのカリスマ保育士てぃ先生の“目からうろこ”の育児アイディア第6回

保育士:てぃ先生

てぃ先生の目からうろこの育児アイディア

Twitterフォロワー数53万人超え、YouTubeチャンネル登録者数57万人超えのカリスマ保育士てぃ先生が、育児の悩みを一発解決! 

テレビ出演でも話題のてぃ先生は、なんと現役の保育士。その超具体的な育児法はかつてない斬新なアイディアに溢れていて、世のママパパに圧倒的に支持されています!!

まさに「保育のプロ」として日々子どもに接しているてぃ先生ならではの、的確で「すぐ効く」目からうろこの育児アイディアを紹介する連載です!

てぃ先生
保育士として勤務のかたわら、その専門性をいかしTwitter、YouTubeなどで、子育ての楽しさや子どもとの向き合い方などを発信、大反響を呼ぶ。著書に「カリスマ保育士てぃ先生の子育てに困ったら、これやってみ!」(ダイヤモンド社)、「ほお…、ここがちきゅうのほいくえんか。」(ベストセラーズ)など多数。

育児の悩み#11『やたらと物に触ります』(2歳2ヵ月男児)

外に出るとやたらと物に触るので困っています。はがす、めくる、ちぎるも好きで、絵本もすぐぼろぼろになってしまいます。

あれもこれもそれも! 色んな物をすぐ触ってしまう息子

感覚的な興味が最優先な時期です

2歳になると歩行が上手になるし、走ることもできるようになるので子どもの行動範囲は一気に広がります。手も上手に動かせるようになってきて、なんでも触って音や手触りを確かめてみたくなる。でもまだ大人のようにルールやマナーという概念があるわけじゃないので、親御さんが「それはだめ!」といやがる物も自分の興味の赴くままどんどん触ってしまう。他人のものを勝手に触ってしまったり、スーパーで購入前の商品にべたべた触ってしまう、ということもよくありますよね。いろいろ考えてやっているのではなく「どんな感触なんだろう?」って思う好奇心が勝るからだと思います。

絵本を破いてしまうのも、破いたときのビリビリって音や紙がちぎれる感覚が楽しい、って思っている可能性もあります。その場合は乱暴なわけではなく、本を大事にしていないのでもなく、感覚的な刺激への好奇心が優先してしまった、ということだと思います。

感覚的な刺激を満たすためには?

「箱の中身はなんでしょね?」を再現してみよう!

こんな時期だからこそ、指先の感覚を研ぎすまして集中する遊びをしてみるといいんじゃないかな。よくバラエティ番組などで「箱の中身はなんでしょね?」ってありますよね? それを再現してみる。箱でもいいし、外から見えない袋のようなものでもいい。子どもにとって身近なもの、ミニカーとつみきとりんごなどをいれておきます。「ミニカーを出してみよう」って、手を入れてゴソゴソして出してみたら「あれ? つみきだ」という遊びをやる。

人間が目をつむったまま感触だけでものの形状を判断するということは、通常だとあまりないですよね。それくらい、触覚のみを使うことはあまりない。でも、2歳ぐらいの子どもは感覚的な刺激への好奇心が旺盛ですから、そういう手や指の感覚を楽しむ遊びを意図的にやる。そうやって「触りたい」という好奇心を満たせる時間や活動を設けることによって落ち着いていくと思いますし、ただ叱るのではなく「今はやめよう」といった言葉も自然にかけやすくなります。

育児の悩み#12『トイレを怖がって、座る以前にギャン泣きします』(2歳6ヵ月男児)

トイレが怖いみたいで座るどころか行くだけでギャン泣きします。トイトレを何から始めていいのかわからず困っています。

トイレに連れて行くだけで大号泣! 

リビングではなく、トイレの前でオムツ替えをしてみてください

まずは、もしオムツ替えを普段リビングでしているのならば、トイレの前でするようにしてみるのがオススメです。おしっこやうんちをしたオムツがさっぱりするのはリビングではなくトイレ。トイレトレーニングそのものが進まなくても、意識づけは進められます​。

最初から「トイレでおしっこしよう!」ではなく、オムツ替えの場所をトイレにすることで、「ここはおしっこやうんちをするところなんだ」と感じるようになって、ゆくゆくトイレトレーニングの本番を始めるとき、子どもが自然と移動できるようになっていくと思います。

焦らずにまずはここから始めてみよう。

電球、補助便座……トイレの環境を見直してみよう

あとはトイレの電球を変えてみてください。保育園や病院のトイレは昼白色を使っていることが多く、めちゃめちゃ明るいんですが、家のトイレってオレンジ色の電球色がほとんど。そういうフワッとした光はやさしいですけど、若干暗いんです。それが怖いって思っているかもしれない。

あと保育園などはトイレが子ども用に設計されていますが、一般家庭は大人用のトイレです。子ども用の補助便座は使っていても、足がぶらぶらしていることが結構あります。足がつかないと体がぐらついてしまい、不安定で怖いということもあります。たとえば足を置けるように、ステップ台のようなものを用意してあげると安心感が生まれるかと

それからその子が好きなキャラクターのポスターや、水を流すボタンにシールなどを貼って、「〇〇ちゃんは水を流す係。このキャラクターといっしょにお水を流してみようね」と役割をもたせるのもいいですね。

怖い理由を言語化して親御さんに伝えることができなくて、ただただギャン泣きしてしまっている、という可能性もありますよね。こうやって怖がっているかもしれない環境を見直してみると、いやがる回数も減っていくと思います。

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撮影/嶋田礼奈 取材・文/久世恵美
てぃせんせい

てぃ先生

関東の保育園に勤める男性保育士。 保育士として勤務するかたわら、その専門性を活かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディ...

げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトで...