「悪夢のおむつがえ」うんちが飛び散りおしっこが海に…何とかしたい!!

「うちのこのナゾ」第3回/「なぜ?」と感じる、ちょっと気になる、うちの子の不思議な行動や気質…etc.その世界の専門家に聞いてみました!

うんちが飛び散り、おしっこが海になる……悪夢のおむつがえ

オムツ替えの時、毎回じっとしていてくれなくて、大惨事……!

「おむつがえのとき暴れ回ってじっとしてくれず、毎回大惨事です!」(1歳男児・三重県・30代前半)

「おしまい」を予測できるような工夫を!

1歳は子どもがさまざまな運動機能を獲得していく、とても活発な時期です。成長がうれしい反面、おむつがえのときはじっとしていてほしい……その気持ち、わかります。

でもまだうんちやおしっこが「汚い」という意識もありませんから、親御さんがなぜ動くのをいやがるのかわからないのでしょう。単に「動かないで」と言っても退屈すれば動きだしますから、たとえば、おむつがえのときにお子さんの好きな歌を歌ってあげましょう。
医学博士・小児科専門医の本田真美先生。
抑揚をつけたり、声色を変えたりするのもオススメです。お子さんの気を引きながら、サッとおむつがえをして、終わったら「いい子だったね!」「スッキリしたね!」などの声をかけてあげます。

それを何度も繰り返していくと、好きな歌が楽しいこと、スッキリすること、褒められることにつながっていき、この歌が終わったら、おむつがえも「おしまい」と予測できるようになります。お子さんが退屈しないように、工夫してみましょう。
イラスト/とやま ちさと 取材・文/久世恵美
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『うちの子のナゾ』は1・2・3歳こども雑誌『げんき』で絶賛連載中!
ほんだ まみ

本田 真美

小児科医・「みくりキッズくりにっく」院長

小児科医。「みくりキッズくりにっく」の院長。医学博士。大学卒業後、国立成育医療研究センター、都立多摩療育園、都立東部療育センターにて経験を重ねた後、世田谷区内の小児クリニックで院長を経て「上野毛駅」に「みくりキッズくりにっく」を開設。

小児科医。「みくりキッズくりにっく」の院長。医学博士。大学卒業後、国立成育医療研究センター、都立多摩療育園、都立東部療育センターにて経験を重ねた後、世田谷区内の小児クリニックで院長を経て「上野毛駅」に「みくりキッズくりにっく」を開設。