「裸族息子」いつでもどこでもすっ裸! の2歳児に服を着せたい!

「うちのこのナゾ」第4回/「なぜ?」と感じる、ちょっと気になる、うちの子の不思議な行動や気質…etc.その世界の専門家に聞いてみました!

いつでもどこでもどんなときでもすっ裸!!……裸族息子に服を着せたい!

いつでもどこでもすっ裸の息子に服を着せたい!!

「服を着るのをいやがる息子。このままでは裸族になるしかないのでは?……息子の未来が心配です」(2歳男児・東京都・30代前半)

親は叱っているつもりでも子どもには遊びになっている?

着ると暑苦しい、肌触りがきらい、ボタンを留めるのが難しい……など、服を着たがらない理由はさまざまですが、なかには裸でいることで親が自分に注目してくれる、かまってもらえる、と楽しんでいるお子さんもいます。

児童心理学の研究で、4歳くらいまでの子どもは、怒っている声と喜んでいる声を、聞き分けることが難しいことがわかっています。親は真剣に叱っていても、「着る・着ない」のやりとりを遊びのように感じているのかもしれませんね。

法政大学文学部心理学科教授 渡辺弥生先生

ここはひとつ、伝え方を工夫してみましょう。「着なきゃダメ」ではなく、「その服を着るとヒーローになれるよ」「ヒーローに裸の人はいないよね?」と服を着ることをかっこいいイメージにつなげてみましょう。いくつも服を並べて「どれにする?」と、ゲームみたいに選ばせてみるのもよいですね。

行動を抑え込むのではなく、良い行動がしたくなるような関わりが有効! 服を着ないと恥ずかしいと理解するまで、もう少しですよ。
イラスト/とやま ちさと 取材・文/久世恵美

『うちの子のナゾ』は、1・2・3歳のこども雑誌『げんき』で絶賛連載中!

わたなべ やよい

渡辺 弥生

教育学博士(発達心理学、発達臨床心理学)

大阪府生まれ。1983年筑波大学卒業。同大学大学院博士課程心理学研究科で学んだ後、筑波大学、静岡大学、途中ハーバード大学客員研究員を経...