つばさの上の空気のスピードアップには、つばさのうしろがとがっていることも役立っています。つばさのうしろがとがっていると、うしろへ吹き下ろす風がつばさの上の空気を引っぱるので空気の流れはさらに速くなります。
空気の流れるスピードがはやくなると、空気はすくなくなります。つばさの上の空気は、はやく、すくなくなり、つばさの下の空気はおそく、たくさんあります。
そうすると、つばさの上と下で、大きな空気の差(気圧の差)が生まれます。こういう大きな差ができると、空気はおおいほうからすくないほうへ、いきおいよく向かおうとしますから、つばさには下から押し上げる力がつよくはたらきます。
テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンTwitter @t...