外野手のグラブも大きいですが、外野手のグラブはおやゆびとひとさしゆびの間にあるウェブ(アミ)の部分に大きなすき間があるので、ボールのにぎりかたをかくせません。
ですから、ピッチャーのグラブはウェブにすき間のないかたちになっています。
では、内野手や外野手のウェブには、なぜすきまがあるのでしょうか。
グラブはウェブのかたちで開きやすさ、閉じやすさが変わります。すきまのないウェブはかたいので、グラブを開いたり閉じたりするのにすこし力がいります。
ウェブにすきまのあるほうが、ボールをつかんだりはなしたりするとき、グラブの動きがスムーズになるため、内野手、外野手のグラブはウェブにすきまをつけているのです。
グラブのウェブにもいろいろなかたちがあって、それぞれでボールのとりやすさ、投げやすさを工夫しています。
最近では、選手の技術や体力が上がったため、打ったボールのスピードがどんどん速くなってきています。こうしたことからグラブのかたちも、速くて強いボールをしっかりとるために、だんだん大きくなってきているそうですよ。
テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンTwitter @t...