あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月25日」(2009年)。
そして、本作は同年12月12日に公開された映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の前日譚となっており、ウルトラマンベリアルが使うギガバトルナイザーがはじめて登場する。
ウルトラマンメビウス=ヒビノ ミライが地球を去り、長い年月が流れた。ある日、怪獣墓場で異変が起きたという連絡を受け、宇宙警備隊はメビウスを派遣。しかし、そこには囚われたウルトラマンヒカリと、倒したはずの暗黒四天王の姿があった。さらに、謎のロボット戦士・メカザムも現れる。
怪獣墓場に異変が発生
怪獣墓場でAたちは、かつて地球でメビウスに敗れたメフィラス星人、デスレム、メビウスキラーと遭遇。復活した彼らはアーマードメフィラス(G)、デスレム(G)、メビウスキラー(G)にパワーアップしていた。さらに、メビウスも怪獣墓場に向かう道中でグローザム(G)と彼が操るインペライザーに遭遇し足止めをされてしまう。
アーマードメフィラス(G)たちの目的は、怪獣墓場の深部にある「炎の谷」に封印されたギガバトルナイザーだった。ギガバトルナイザーは、かつてウルトラマンキングによって封印された、100体の怪獣を意のままに操ることができるというアイテムだ。アーマードメフィラス(G)は、人質にとったヒカリの姿を見せ、Aとタロウを拘束してしまう。