【特別編】7月30日 ウルトラマン80とラブラスがギマイラを撃破する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月30日(1980年)

テレビマガジン編集部

謎の女性の正体は宇宙人だった!

人間が操られてしまう霧の中で、正気を保っている猛と女性。ふたりは、互いに相手が宇宙人であることに気づく。そして、この女性・星 沢子は事情を語りはじめた。20年前、彼女の乗っていた宇宙船は怪獣に襲われ、地球に不時着。潮風島の住民に保護された彼女は、それまで人間として暮らしてきた。しかし、実は怪獣も潮風島に落下しており、それが最近になって行動を開始したのだという。

さらに、沢子はイトウチーフの婚約者だった。イトウチーフは潮風島の調査を行うなかで怪獣からの怪光線を浴び、沢子の目の前でラブラスに変貌した。そして、沢子によると怪獣化した人間が元に戻るのは死んだときだけらしい。沢子の父親も、怪光線を浴びせられ怪獣に変貌し、その後亡くなっていた。沢子は父親の仇をとり、島の人々を守るため、猛の制止を振り切って洞窟の中に爆破装置を投げ入れる。

しかし、怪獣を倒すことはできなかった。すると洞窟があった山が崩れ、中からギマイラが姿を現す。猛は海岸にギマイラを誘導。オオヤマキャップや地球防衛軍の戦闘機も到着し攻撃を開始し、猛も80に変身して戦闘を開始する。さらに、80を助けようとラブラスが現れた。しかし、ラブラスはギマイラのツノに胸を刺され敗北。ラブラスはイトウチーフの姿に戻った。80は残った力を振り絞り、ムーンサルトキックでギマイラを撃破したのだった。

変身を解除し、イトウチーフのもとに駆け寄る猛。しかし、ラブラスがイトウチーフの姿に戻ったということは、イトウチーフは命を落としてしまったということだ。涙を流しながら、イトウチーフの死を悲しむ沢子。そして、沢子は自らの命をイトウチーフに捧げることでイトウチーフを生き返らせ、自身は命を落としたのだった。

吸血怪獣 ギマイラ

洞窟に潜んで霧によって人々を操り、触手のような舌を伸ばして人の生き血を吸う  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
吸血怪獣 ギマイラ

身長/59メートル
体重/5万2000トン

宇宙から地球に落下した怪獣で、洞窟の中に潜みエネルギーを蓄えていた。口から吐き出す霧で生物の思考力を奪って操る能力を持ち、また怪獣化させる怪光線を放つ。自身の戦闘力も高い。

登場エピソード:『ウルトラマン80』第18話「魔の怪獣島へ飛べ!!(後編)」(1980年7月30日放送)
作:阿井文瓶/特撮監督:佐川和夫/監督:湯浅憲明

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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7月30日は人びとを操るギマイラが出現した日

7月30日は、洞窟の中に潜んでいたギマイラが姿を現したエピソードの日。沢子が宇宙人であることに気づいていたイトウチーフ。彼女が自らの命と引き換えに自分を救ってくれたことを知ったイトウチーフは、平和のためにこれからも戦うことを誓ったのでした。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga