10月24日 ウルトラマンガイア 絶滅したはずのアネモスがクラブガンと融合!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月24日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月24日」(1998年)。
クラブガン&アネモス(第1形態)と戦うウルトラマンガイア  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第3作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワーク「アルケミー・スターズ」の一員、高山我夢(がむ)が地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。海の光を手にした藤宮博也=ウルトラマンアグルとともに、地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。

大沼ダムに、謎の巨大生物・アネモスが出現。太古に絶滅したアネモスは、地球に生きることを拒否された生物だった。さらに、アネモスと共生関係にあるクラブガンも出現。2体の怪獣は融合する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

怪獣の亡霊が現れる

1998年10月24日は『ウルトラマンガイア』第8話「46億年の亡霊」が放送された日です。東京の水源地である大沼ダムに、突如巨大生物が出現した。このままでは、東京の水が汚染される可能性がある。XIG(シグ)は調査を開始しようとするが、何者かから、「巨大生物に近づいても、巨大生物のことを意識してもいけない」という一方的な連絡が入る。しかし、我夢はその声の主に心当たりがあった。

声の主は、我夢と同じアルケミー・スターズ出身の、古代生物学者である浅野未来だった。未来を訪ねた我夢。巨大生物は、6億年前に生息し現在は絶滅している「アネモス」という生物らしい。そして、現在出現しているのは、アネモスの幽霊だと言うのだ。未来によると、アネモスを観察する人間の「波動」が、影響を与えてしまうらしい。

対根源的破滅地球防衛連合G.U.A.R.D.(ガード)は、アネモスが出現している一帯を封鎖。しかし、テレビ局・KCBの報道クルーである吉井玲子、井上倫文、そして田端に代わってディレクターを務める梅沢の3人は、警備が手薄な道を通ってアネモスに近づいてしまう。
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