あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月25日」(1981年)。
魔法の壷を拾った淳とヨッ子の兄妹。その壺には、何でもほしいものを出してくれる壷の精・マアジンがいた。淳やその友人たちはマアジンにいろいろなものを出してもらうが、疲れたマアジンはおもちゃと間違えて本物のレッドキングを出してしまう。
兄妹が不思議な壺を拾う
ヨッ子によると、その壺は何でも願いを叶えてくれる「マアジン」が出てくる、魔法の壺らしい。壺を持って地元に帰ってきた淳たち。ヨッ子は、壺を綺麗に洗い呪文を唱えると、中から男性が現れる。ヨッ子の言うことは、本当だったのだ。壺を洗ってくれたことに感謝したマアジンは、何でも願いを叶えると言い、魔法を使ってヨッ子が望んだ犬のぬいぐるみを出してくれた。
マアジンは綺麗好きで、周辺に落ちているゴミを片づければ、淳やその場にいた友人たちにも何でも好きなものを出してくれると言う。淳たちは掃除を行い、友人たちはそれぞれほしいものを出してもらう。一方、淳は一度にいろいろなものをお願いするが、出してもらえるのは1つだけと言われ、悩んでしまうのだった。すると、怪音波をキャッチして調査にやってきた猛と涼子が現れる。それに気づいたマアジンは、「大人は噓つきが多い」と言って壺の中に戻ってしまった。