4月28日 ウルトラセブン プラチク星人がマグマライザーを奪う!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月28日(1968年)

テレビマガジン編集部

マグマライザーが乗っ取られる!

現場に到着し、調査をはじめるダンたち。しかし、ダンがポインターから降りると、アオキは自分がいち早く敵の情報を得るため、ダンを残してポインターを発進させてしまう。そこで、アオキは敵の宇宙戦車を発見した。しかし、アオキは自らの手で敵を倒し、手柄を立てるためにそれを報告しないでいた。そして、マグマライザーを狙って現れた敵を倒すため、密かにマグマライザーに発信機を取りつけたのだった。
アオキが発見した宇宙戦車  ©円谷プロ
一方、ダンは、星ヶ原に何か不穏なものが存在していることに気づきキリヤマ隊長に報告。野戦訓練と同時に、調査が行われることになる。そして翌日、星ヶ原に調査にやってきたダンとアオキは、宇宙人と思しき敵から攻撃を受けたマグマライザーの搭乗員を発見。マグマライザーが敵に奪われたことを知る。
戦車隊を遠隔操作するマグマライザー  ©円谷プロ
そのころ、敵に乗っ取られたマグマライザーは、敵役の戦車隊を率いて、訓練にやってきたウルトラ警備隊や地球防衛軍の隊員たちを攻撃。実弾を使われたソガ隊員たちは異常事態が起きていることに気づくのだった。さらに、敵の宇宙戦車も現れる。ダンとアオキはキリヤマ隊長たちと合流。マグマライザーの奪還に向かった。

しかし、敵の攻撃でダンが気絶。それを好機と見たアオキは、ひとりで攻撃をはじめる。しかし、戦車隊の攻撃を受けアオキも重傷を負ってしまった。一方、ダンは目を覚ますとマグマライザーに侵入。そこでプラチク星人と出くわすと、ウルトラセブンに変身して戦いを開始する。セブンは宇宙戦車とプラチク星人に勝利すると、ダンの姿に戻ってアオキのもとに駆け寄った。

アオキは、敵の存在を知りながら、自分が手柄を立てるために報告しなかったことを明かし謝罪。すると、体を焼かれたプラチク星人が、骨格のような姿でダンに襲い掛かろうとしていることに気づく。アオキはウルトラガンでプラチク星人を倒すと、息を引き取ったのだった。

プラスチック怪人 プラチク星人

自身の戦闘力も高く、体を燃やされ骨になっても戦いを続けようとした  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
プラスチック怪人 プラチク星人

身長/2~40メートル
体重/50キログラム~1万5000トン

ウルトラ警備隊と地球防衛軍の野戦訓練を利用し、攻撃を仕掛けてきた宇宙人。戦車隊を遠隔操作するマグマライザーを乗っ取り、多数の戦車を率いてウルトラ警備隊や地球防衛軍を攻撃する。

登場エピソード:『ウルトラセブン』第30話「栄光は誰れのために」(1968年4月28日放送)
脚本:藤川桂介/特殊技術:的場 徹/監督:鈴木俊継

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4月28日はマグマライザーが乗っ取られた日

4月28日は、マグマライザーがプラチク星人に乗っ取られたエピソードの日。アオキの身勝手な行動がきっかけで、多くの防衛軍隊員が命を落としてしまいました。ダンは瀕死のアオキを責め、償いをするために生きろと話します。しかし、アオキは最後の力を振り絞り、プラチク星人からダンを守ることで償いとしたのです。

「栄光」という言葉を度々口にしたアオキ。ダンは息を引き取ったアオキに、「ウルトラ警備隊の栄光は必ず守る」と誓ったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。