あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月29日」(1972年)。
死んだと思われていた、梅津ダン少年の叔父が帰ってきた。しかし、それはファイヤー星人がTACに近づくための作戦だった。ファイヤー星人は超獣・ファイヤーモンスを出現させ、Aを追い込んでいく。
TACの新兵器・シルバーシャークが完成
その後、北斗とダンは帰路につくと、マンションのベランダから子どもが落ちそうになっているところに遭遇。北斗はその場にいたひとりの男性と協力して子どもを救出するが、その男性こそがダンの叔父のサブロウだった。3人がダンの自宅に帰ると、サブロウはダンと姉の香代子にお土産のプレゼントを手渡した。
一方、現在秘密研究所で開発されている、TACの新兵器・シルバーシャークの完成が間近に迫っていた。しかし、強力なシルバーシャークを狙い、宇宙人が攻撃を仕掛けてくる可能性もある。敵の襲撃を警戒し、パトロールを行う北斗たち。すると、山中隊員の乗るタックパンサーが襲撃を受ける。やはり、シルバーシャークの存在は敵にかぎつけられていたのだ。銃撃戦を行う山中と合流した北斗は、敵に突撃。逃がしてしまうものの、敵に銃弾を浴びせ、敵が落としたと思われる、金属の腕輪のようなものを回収する。それは、サブロウが身に着けていたものと同じだった。
翌日、北斗はサブロウを問い詰めるため、彼が姿を現すのを待っていた。脚を引きずって歩くサブロウに声をかける北斗。すると、サブロウはその場から逃走した。