1月21日 ウルトラマン80 少年が怪鳥をラジコン操作!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月21日(1981年)

テレビマガジン編集部

武夫が怪鳥を操縦する!?

翌日、武夫と父親はバスに乗って北の方角に向かう。一方、猛たちも武夫のことを心配し、彼らを追った。武夫は、山でゼロ戦のラジコンを見たという老人と出会う。しかし、ラジコンが飛んでいった谷には、なんでも食べてしまう、宇宙の渡り鳥が現れるらしい。老人は武夫たちを制止するが、武夫と父親はそれを無視して谷に向かう。だが、ゼロ戦のラジコンは見つからなかった。落ち込み、気まぐれに残されたラジコンのプロポを操作する武夫。

すると、彼らの目の前に怪鳥・バレバドンが現れる。武夫は、すぐにバレバドンが自分の操作どおりに動いていることに気づいた。ゼロ戦のラジコンが怪鳥になったと考えた武夫は、怪獣にさまざまな技を披露させると、怪鳥を着陸させ、その背中に乗った。そして、空を飛び空中散歩を楽しみはじめる。

地上に残された父親のもとにやってきた猛は不審に思い、バレバドンの体を透視。すると、バレバドンの体内にゼロ戦のラジコンを発見した。バレバドンは、ゼロ戦のラジコンを飲み込んだために、武夫の出す指示どおりに動いていたのだ。

すると、バレバドンはカラスを見つけ、食べようと口を開ける。しかし、その拍子に、飲み込んでいたゼロ戦のラジコンが吐き出された。ラジコンの電波の影響を受けなくなったバレバドンは、武夫を振り落とそうとしてしまう。猛はすかさずウルトラマン80に変身し、武夫を無事救出したのだった。

ゼロ戦怪鳥 バレバドン

飛行中は、口を開けてどんなものでも食べてしまう  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
ゼロ戦怪鳥 バレバドン

身長/60メートル
体重/1万5000トン

50~60年に一度、地球にやってくる宇宙の渡り鳥。武夫少年のラジコンを飲み込んだため、その電波に操られる。武夫を振り落とそうとしたものの、必要以上に攻撃しようとしなかったため、ウルトラマン80と戦うことはなく次の星に飛び立っていった。

登場エピソード:『ウルトラマン80』第41話「君はゼロ戦怪鳥を見たくないかい?」(1981年1月21日放送)
作:石堂淑朗/特撮監督:佐川和夫/監督:東條昭平

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1月21日は怪鳥がラジコンを飲み込んだ日

1月21日は、武夫少年のラジコンを飲み込んだバレバドンが、武夫の操作どおりに空を飛んだエピソードの日。武夫は、無事にゼロ戦のラジコンを取り戻すことができました。

ちなみに、ゴルフしか頭にない父親を脅し(?)、ラジコン探しを手伝わせた母親は、『ウルトラQ』および『ウルトラマン』のヒロイン・桜井浩子さんが演じていました。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。