9月16日 ウルトラマンメビウス 復活したヤプールがバキシムを出現させる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」9月16日(2006年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月16日」(2006年)。
バキシムと戦うウルトラマンメビウス メビウスブレイブ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2006年4月8日より放送が開始された『ウルトラマンメビウス』は、宇宙警備隊のルーキーであるウルトラマンメビウスが、ヒビノ ミライとして防衛チーム・CREW GUYS(クルー ガイズ)に入隊、地球を狙う怪獣や宇宙人と戦うストーリー。

『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの昭和に放送されたウルトラマンシリーズと、物語が直接的につながっているのも特徴だ。


2008年9月16日は、映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』が公開。メビウスがウルトラ兄弟たちと協力し、ヤプールの怨念が生み出したUキラーザウルス・ネオを撃破しました。しかし、映画公開初日に放送された『メビウス』第24話ではヤプールが早くも復活。ミライを仲間たちから孤立させようと画策します。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

異次元人ヤプールがまたもメビウスを狙う!

2006年9月16日は『ウルトラマンメビウス』第24話「復活のヤプール」が放送された日です。GUYSをより身近に感じてもらえるように、隊員たちが市民と触れ合う「GUYS市民感謝デー」が企画された。当初、ミライを除いた隊員たちは乗り気でなかったが、それぞれの得意分野のブースを出展することを提案され、彼らはノリノリで当日を迎えたのだった。

当日、GUYS市民感謝デーは大盛況となった。しかし、ミライは怪しい赤い目を持つ客の男性から「赤い雨が、我ら復活の前触れだ」というメッセージを受け取る。さらに、他の来場客たちからもつぎつぎと悪意のある言葉を向けられた。だが、そのメッセージはミライにしか聞こえていなかった。突然大声を出したミライに驚く来場客たち。その後、異常なエネルギー反応とともに赤い雨が降り出した。ミライとアイハラ リュウ隊員が調査に向かうと、空が割れそこから超獣バキシムが姿を見せる。リュウを拉致したバキシムに対し、ミライはメビウスに変身しようとしたが、バキシムの攻撃を受けてリュウを助けることはできなかった。

気絶してしまったミライは、病院で目を覚ます。付き添ってくれていた隊員たちにリュウのピンチを伝えるが、どういうわけかリュウは無傷で、「何も異変はなかったじゃないか」と語る。しかし、先日のGUYS市民感謝デーでミライにメッセージを送ってきた人たちと同じように、目を赤く光らせたリュウは、自分がヤプールであることを明かす。リュウはヤプールに操られていたのだ。しかし、それを証明する証拠はない。今のミライにできることは、何もなかったのだった。
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