4月16日 ウルトラマン80 失恋した少年が出現させた怪獣・ホーはどこへ行くのか?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」4月16日(1980年)

テレビマガジン編集部

1980年4月16日は『ウルトラマン80』第3話 「泣くな初恋怪獣」が放送された日です。桜ヶ岡中学校の教師と、防衛チーム・UGMの隊員を兼任して地球で活動を始めた矢的 猛=ウルトラマン80。ある日、猛は自分が受け持つクラスの真一という少年が、別の生徒と取っ組み合いの喧嘩をしているところに遭遇する。猛が止めると、バツが悪そうにその場から去っていく真一。一方、もう一人の少年・柴田も、ミドリという女子生徒に連れられて保健室に行ってしまう。

猛が生徒たちから事情を聞くと、真一のガールフレンドだったミドリを、柴田がとってしまったらしい。サッカー部に所属し、生徒曰くファッショナブルな柴田に、ミドリの心が動いてしまったのだ。その夜、真一はミドリが自分から去ってしまったことへの怒りや悲しみで、自室で暴れてしまう。やがて落ち着きを取り戻し、ふと夜空を見上げるとそこにはミドリの幻があった。しかし、その幻は赤黒い霧のようなものに形を変え、真一に向かって光線を発射。真一は気絶してしまった。

その頃UGMは、桜ヶ岡中学の近くで発生した霧のなかから、人間の憎しみや嫉妬といった「マイナスエネルギー」を確認していた。翌朝、猛は登校までの時間を利用して周囲の調査を行うが、特に異常は見られない。
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