
真一の怒りで生まれてしまったホー。その行先は……?
どこか苦しそうな鳴き声を発するホー。猛は、真一がホーを生み出してしまったと説明。真一の憎しみや悲しみといったマイナスの感情を吸収して、ホーはここまで成長してしまったのだ。「愛しているから愛されたい。愛されなければ腹が立つ。人のお返しを期待する愛なんて、偽物なのではないか」猛は真一に言葉を掛け、自分もかつて失恋した思い出を語って、真一を励ました。
しかし、真一はミドリや柴田が憎く、悔しい思いをしていることを叫んでしまう。それによりホーが暴走を開始。瓦礫が猛と真一に降り注ぎ、身を挺して真一を守った猛は怪我を負ってしまう。さらに、ホーはミドリの自宅へと向かっていく。真一の潜在意識によって、ホーはミドリを襲おうとしているのだ。その事実を知った真一は考えを変えるも、既にホーは真一の心から離れて暴走していた。
猛はウルトラマン80に変身し、ミドリを逃したことでブロック塀の下敷きになり、身動きが取れなくなった真一に迫るホーに戦いを挑む。80はホーにサクシウム光線を撃ち込み、続けてもうひとつの必殺技・バックルビームを発射、無事に勝利を掴んだのだった。