
ニジカガチの秘密に迫るゲントたち
ニジカガチが日本列島に出現させた7つの台風はどんどん大きくなり、1つの巨大な台風になろうとしていた。このままでは、日本そのものが洗い流されてしまう。ゲントは、これまでに得た情報を仲間たちと共有し、大自然への敬意や畏怖を忘れてしまった現代社会を憂いた横峯教授が、伝承をもとにニジカガチを呼び覚ましたことを話す。
人間が怪獣を操るということが信じられなかったナグラ テルアキ隊員だったが、横峯教授の研究室を調査したアオベ エミ隊員が発見した資料には、ニジカガチを呼び覚ます儀式を行うと腕に刻印が刻まれると記されており、横峯教授の腕にはそれと思われる模様が確かにあった。横峯教授がニジカガチと関わっていることは明らかだ。ゲントは、最終手段として横峯教授の命を犠牲にする手段もあり得ると隊員たちに話す。
ニジカガチの虹光線は額にあるクリスタルから発射されており、そこを潰せば虹光線を封じることができると思われる。しかし、暴風雨のなかで使用できる装備に制限があり、通常兵器で小さくて硬いクリスタルを破壊するのは難しい。そこで、ゲントはアースガロンの新装備の使用を決定する。