あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月7日」(1979年)。
地球侵略を画策するバビラー星人は、細かいパーツに分けたロボット怪獣・メガザウラを地球に送り込む。しかし、そのパーツのひとつを偶然にもヘンリー・ニシキ教授が入手する。ニシキ教授は、第28話「新キャップが来た!!」にてアキヤマキャップに代わり、新たに科学警備隊のキャップとなった、ゴンドウ大助キャップのもとを訪れようとする。
バビラー星人がメガザウラのパーツを送り込む
しかし、夜明けが近づいても、最後の1個が発見できない。バビラー星人はパーツの探索を切り上げ、身を隠した。一方、科学警備隊に、何度かヒカリたちとともに行動したことがある、ヘンリー・ニシキ教授が向かっているという連絡が入る。ニシキ教授は、優秀ながら自由人な人物で、とくにトベ隊員は振り回されていた。
すると、ニシキ教授が乗る飛行機が、バビラー星人に襲われてしまう。メガザウラのパーツの反応が、ニシキ教授の飛行機から出ているのだ。ニシキ教授は科学警備隊に救助を求め、ヒカリたちは現場に急行。ニシキ教授を救出し、科学警備隊の極東ゾーン基地に連れていく。アキヤマキャップに代わって新しい隊長が就任したことは知っているものの、それがゴンドウキャップであることを知らないニシキ教授。「でかいの」と、他の隊員たちのようにあだ名で呼ぶニシキ教授に対し、ゴンドウキャップは少し悪ふざけをして、自分が一般隊員であるかのように振る舞う。