9月9日 ウルトラマンブレーザー 謎の楽団がガラモンを操る!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」9月9日(2023年)

テレビマガジン編集部

音楽を愛してしまったセミ人間!?

全身に赤いトゲのようなものを生やしたガラモンの防御力は鉄壁で、トゲのない腹部も衝撃を拡散してしまいダメージが与えられない。そして、アースガロンは敵の攻撃の直撃を受け、トゲでコクピットを貫かれてしまった。幸運にもゲントたちは無傷だったものの、コクピットを突き破ったトゲがわずか数センチ目前に現れたことで、ヤスノブは気絶。ゲントはヤスノブを救出すると、ウルトラマンブレーザーに変身して戦闘を再開する。

一方、コンサート会場に到着したアンリの目の前で、ツクシの顔が一瞬宇宙人のものに姿を変える。そして、アンリに自分たちの正体を語りはじめた。

60年前、侵略のためにチルソニア遊星からやってきたツクシたちセミ人間は装置を起動し、母星からガラモンが来るのを待っていた。しかし彼らは地球で音楽に出会い、魅了され、自分たちの任務を忘れ音楽を楽しんでいた。ところが、60年経った今、ついにガラモンがやってきたのだ。
60年前、地球にやってきたセミ人間  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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このコンサートは、ガラモンを操るための音楽を演奏するものだった。アンリは、自分にチケットを送ってきたツクシに、本当はガラモンの破壊活動をやめさせたいと思っていたのではないかと問いかける。しかし、ツクシは演奏を止めない。アンリがやむを得ずツクシに発砲して演奏を止めると、ブレーザーを苦戦させていたガラモンは動きを止めた。

ブレーザーはレインボー光輪でガラモンを撃破。一方、腕を負傷したツクシは、仲間のセミ人間たちに楽団の解散を告げ、幕を下ろしたのだった。
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