7月21日 ウルトラマンエックスがゴモラアーマーでバードンを撃破する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月21日(2015年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月21日」(2015年)。
バードンと戦うウルトラマンエックス ゴモラアーマー  ©円谷プロ PHOTO/講談社
ニュージェネレーション ウルトラマンシリーズ第3作の『ウルトラマンX』は、『ウルトラマンギンガ』、『ウルトラマンギンガS』に引き続き『新ウルトラマン列伝』内で2015年7月14日より放送が開始された。特殊防衛チームXio(ジオ)のメンバーである大空大地は、ウルトラマンエックスとユナイト(一体化)し、怪獣や宇宙人に立ち向かう。

大熊山から怪獣・バードンが現れた。産卵を控え、気性が荒くなっているバードンに苦戦するエックスは、ファントン星人 グルマン博士による発案でゴモラアーマーを装着。反撃を開始する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

バードンが巣を作る

2015年7月21日は『ウルトラマンX』第2話「可能性のかたまり」が放送された日です。Xio日本支部の基地・オペレーションベースXに学生たちが見学にきた。「Xioは正義のために戦う」と言う学生に対し、神木正太郎隊長は「怪獣には怪獣の事情があり、どういう状況で怪獣を倒すのが正義と言えるのか、自分にはわからない」と語る。一方で橘 さゆり副隊長は、「犠牲者を出さないために戦う」という、確固たる自分の考えを持っていたのだった。

そのころ、大熊山では何者かによって、広い畑に民家や鉄塔が集められるという事件が発生していた。Xioは怪獣の出現を察知し大熊山に急行。その犯人は、怪獣・バードンだった。しかし、マグマの中で生息しているはずのバードンの体温が、なぜか低い。その後、体温の高いバードンは卵を温めるのではなく、冷やして産卵する習性があることが判明。バードンは産卵のために出現し、畑に巣を作っていたのだ。

だが、巣を作るために運ばれた建物や車に多数の人々が取り残されていることが発覚。Xioは人々を救出するため、山瀬アスナ隊員が地上からバードンを攻撃。さらに戦闘機のスカイマスケッティの攻撃で、巣から遠ざけるという作戦がはじまった。
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