7月20日 ウルトラマンタイガのもとにウルトラマンタイタスが駆けつける!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月20日(2019年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月20日」(2019年)。
ギャラクトロンMK2と戦うウルトラマンタイタス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2019年7月6日より放送が開始された『ウルトラマンタイガ』では、さまざまな宇宙人が密かに暮らす地球で、主人公・工藤ヒロユキがウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマに変身し、宇宙人絡みの事件を解決しながら平和を守っていく。

新進気鋭のベンチャー企業「コズモテクニカ」の社長に殺害予告が届けられる。それは、社長が起こした事故によって死んでしまった宇宙飛行士・九条レントからのものだった。復讐を果たそうとするレントは怪獣に変貌。しかしそこに、タイガの仲間である力の賢者が現れる。

イージスが新たな依頼を受ける

2019年7月20日は『ウルトラマンタイガ』第3話「星の復讐者」が放送された日です。民間警備組織E.G.I.S.(イージス)に警護の依頼が舞い込んできた。ベンチャー企業「コズモテクニカ」の社長である今里に殺害予告が届いたというのだ。今里は以前、誕生日記念に打ち上げたロケットが、宇宙ステーションに衝突するという事故を起こしていた。なんと、殺害予告として送られた映像には、事故により宇宙ステーションで死亡したと思われていた九条レントが写っていたのだ。

事故原因を作った人間を警護することにいまいち納得できないヒロユキだったが、先輩の宗谷ホマレに促され警護を開始する。すると、ヒロユキたちの前にレントが現れる。今里を殺そうとするレントを止めるヒロユキだったが、レントは自分だけでなく、ともに訓練し宇宙飛行士になった妻のナナも失っていたことを知り、一瞬心が揺らぐ。そしてレントは、謎の機械を使い魔法陣を発生させると姿を消したのだった。

一方、今里を逃がしたホマレだったが、今里の自分勝手な言動に手を焼いていた。そこにレントが現れる。そして宇宙につながる魔法陣を開き、今里を宇宙に放り出そうとした。そこに駆けつけたヒロユキは今里を体当たりで救出するも、今里から突き飛ばされて魔法陣に吸い込まれそうになる。レントは自分の邪魔をするヒロユキを宇宙に追放しようとする。しかし、ヒロユキの「復讐では何も解決しない」という言葉を受け、かつてナナに同じことを言われたのを思い出して、魔法陣を閉じたのだった。
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