7月18日 ウルトラマンダイナ 10年前に遭遇した怪獣が再び地球に現れる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月18日(1998年)

テレビマガジン編集部

ミヤタ参謀がトロンガーに挑む!

ミヤタ参謀は10年前、新型機のネオマキシマ航法のテスト中に失踪した過去があった。失踪から15日後、ミヤタ参謀は保護されたが、実はこの間、彼はギガール星に飛ばされていた。その星の大気は地球に非常に似ており、酸素の問題はなかった。だがそこにトロンガーが出現。絶体絶命のミヤタ参謀を救ったのは、その星に住む、人間によく似たギガール星人の女性だった。そのギガール星人・チュラサはミヤタ参謀を火星に帰してくれたという。

ゴンドウ・キハチ参謀はその話を信用せず、フカミ総監も懐疑的だった。ヒビキ・ゴウスケ隊長も信じたいと思っていたものの、証拠は何もない。一方、トロンガーは再び出現し、TPCの施設を破壊。すると、総合本部基地グランドームは謎の音波を受信した。それは、ギガール星人からのコンタクトだったのだ。ミヤタ参謀は、トロンガーのことがトラウマになっていた。そのことに気づいたヒビキ隊長は、ギガール星人に接触するよう、ミヤタ参謀に依頼する。

指定された場所でミヤタ参謀が待機していると円盤が出現。その中で、彼はチュラサと再会した。しかし、彼女はすでにトロンガーによって殺害されており、ミヤタ参謀に「チュラサの涙」という宝石と、ギガール星の銃を託し姿を消したのだった。

その後、囮となったミヤタ参謀の前にトロンガーが人間大で出現。スーパーGUTSが攻撃するも、トロンガーは巨大化しアスカが変身したウルトラマンダイナが駆けつけ戦闘になる。しかし、やはりダイナの攻撃もトロンガーには通用しなかった。ミヤタ参謀は、ギガール星の銃にチュラサの涙を装着。スコープのようにして、チュラサの涙越しにトロンガーを捉える。すると、弱点である心臓の位置が移動していることに気づいた。ミヤタ参謀が心臓を撃ち抜くとトロンガーは弱体化。ダイナのソルジェント光線で撃破されたのだった。

宇宙超獣 トロンガー

体から伸びる触手でダイナの首を締めつけた  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
宇宙超獣 トロンガー

身長/1.9〜51メートル  
体重/300キログラム〜4万3000トン

宇宙を荒らす怪獣。非常に執念深く、自分に攻撃をしてきたギガール星人チュラサを殺害した。弱点である心臓の位置を移動させることができるが、その弱点を見抜く「チュラサの涙」を捜して地球に飛来し、ミヤタ参謀を狙ったのではないかと考えられる。

登場エピソード:『ウルトラマンダイナ』第45話「チュラサの涙」(1998年7月18日放送)
脚本:上原正三/監督・特技監督:高野敏幸

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンレグロス』2023年5月23日(火)より国内独占配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6720

7月18日はトロンガーが地球に襲来した日

7月18日は、かつてミヤタ参謀が遭遇したトロンガーが地球に襲来したエピソードの日。無事にその手でトロンガーを倒すことができたミヤタ参謀。異星の銃が証拠になり、彼がギガール星にいったことも信じてもらうことができたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。