5月22日 ウルトラQ 地球侵略のためキール星人がボスタングを送り込む!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月22日(1966年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月22日」(1966年)。
海面に現れたボスタング  ©円谷プロ
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『ウルトラQ』は、ウルトラマンシリーズ第1作目となる全28話のテレビシリーズ。巨大ヒーローが登場せず、星川航空パイロットの万城目 淳、助手の戸川一平、そして毎日新報カメラマンの江戸川由利子たちが怪奇な事件に遭遇する模様を描く。

客船に乗っていた由利子は、ルパーツ星人を名乗る女性から、地球が怪獣に狙われているというメッセージを受け取る。そして、彼女の言うとおり、怪獣・ボスタングが現れた。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

謎のメッセージを受け取る由利子たち

1966年5月22日は『ウルトラQ』第21話「宇宙指令M774」が放送された日です。客船に乗っていた由利子、万城目、一平。由利子がトランプのゲームに負け、ひとりでデッキを歩いていると、足元に人形が落ちていることに気づく。すると、夜空に落下してくる発光体を目撃。さらに、人形が「私の名はゼミ。ルパーツ星人です。地球人に警告します。地球に怪獣ボスタングが侵入しました」と語りかけてくる。由利子は気味悪がり、咄嗟に人形を海に投げ捨ててしまう。

部屋に戻った由利子は万城目たちにそのことを話すが、ふたりは由利子の話を信じなかった。しかし後日、セスナ機で飛行していた万城目と一平は、機体の操縦が不能になり、体が消失してしまう。セスナ機は無人の状態で、由利子が待つ星川航空に着陸したのだった。

万城目たちは、見知らぬ岩山を彷徨っていた。ようやく建物を見つけ中に入ってみるが、そこはバーで客も店員もいない。すると、突然ドアが閉まり、レコードが回りはじめる。そのレコードは音楽ではなく、ボスタングを攻撃するよう訴える、ルパーツ星人からのメッセージだった。

声の主であるルパーツ星人のゼミは、セスナ機を遠隔操作し、万城目たちをここに連れてきたという。しかし、万城目たちはゼミの言うことを信じなかった。そこで、ゼミはルパーツ星から地球に向かうと言い、中央図書館にいくよう万城目たちに指示をする。
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