電車大好き3歳児が「鉄道博物館」初訪問で爆上がりのワケ ママが教える〔事前準備&当日の注意点〕 

5年前より楽しめたポイントは事前の予習にあり!【子連れで鉄博 前編】

笹川 かおり

ではさっそく、「3歳児のテンションが本当にあがった車両」をご紹介していきます!

3歳児のテンションがあがったコンテンツはこれ!【車両編】

車両ステーション内は天井が高く、ドームのようなつくり。車両の迫力がより増して見えます。
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蒸気機関車全般

みんな大好き、蒸気機関車。蒸気機関車ってどうしてこんなに、電車好きっ子の心を摑むのでしょうか……。

車両ステーションに入ってすぐに展示されている『1号機関車』を見るやいなや、「じょうききかんしゃっ」と興奮して走り出す次男。

3歳児の得意ワザ、いきなりダッシュ。ちょ、ちょっと待って〜!

ベビーカーで追いかけるのが大変でした……。みなさんは、1号機関車付近(画像の手前方面にあります)にあるベビーカー置き場に預けるまでしっかり手をつないでいてくださいね。

ちなみに腰痛持ちの私は、はじめは抱っこ対策でベビーカーのまま車両ステーションを見学しようとしたのですが、狭い通路を通過しづらい、展示されている車両内の見学ができない、さらには周りの方の邪魔になることがわかり、ベビーカー置き場まで引き返して預けました。無駄な動きをしてしまいました……。

転車台上の『C57形蒸気機関車』はさすがの大迫力!

1号機関車を「これはトーマスだよ!」、C57形蒸気機関車を「これはヒロだね」と、『きかんしゃトーマス』のキャラクターに重ねて喜んでいました。

EF55形電気機関車

息子の目が特に輝いたのが、電気機関車のエリア。電気機関車は蒸気機関車と違って珍しいからか、書籍に掲載されていた車両の中でも特にお気に入りでした。当日も、「でんききかんしゃ、でんききかんしゃ」と楽しみにしていたのです。

特に『EF55形電気機関車』については、書籍で「EF55形は、先頭の形が似ていることから‟カバ”とよばれていた」と予習していたため、実物を見るなり「EF55形だよ! カバさんだね!」と得意げな様子。

長男と予習なしで訪れたときには、EF55形をはじめとする電気機関車も、「数ある車両のひとつ」程度にしか認識できていませんでした(つまり素どおりして記憶にも残っていなかった)。そのことを考えると、しみじみと「予習してよかった」と感じたのでした。

色、銘板、デザインなどがレトロな趣。たしかに先頭車両の形が、カバに似ています。

キハ41300形気動車の車両内

かつて小海線(こうみせん)を走っていたという『キハ41300形気動車』の車両内は、ほかの車両とちがって特別。車窓がスクリーンになっており、そこに小海線の車窓からの景色が映し出されるしくみになっています。

書籍には「まるで本当に旅をしている気分になれます」とあり、実物を楽しみにしていました。

車両内の実際のようす。リアルな田園風景が車窓に映し出されています。日々の育児やら仕事やらで疲れた母(私)は、しばらくここに座りこんで現実逃避したい気持ちに……。

次男の驚く顔が見たい、という出来心で、予習の段階では「おそとが見えるんだよ」とだけ伝えていたのですが……中に入るやいなや、「テレビにおそとがうつってるねぇ」と次男。残念ながら、しくみはあっさりと見抜かれてしまいました。3歳児をあなどってはいけませんね。

しかし、「ぼくとママがでんしゃでおでかけしてるよ~!」と、展示のコンセプトをちゃんと理解して楽しんでいる様子。座席に座ったり、通路を動き回ったりしながら、10分以上は滞在していました。

圧倒的な迫力の『車両ステーション』は全員必見!

どこを見ても電車・電車・電車(しかも実物!)という状況に、終始テンションがあがりっぱなしだった次男。そのなかでも特に反応のよかった車両についてご紹介しました。

後編では、「3歳児のテンションがあがったコンテンツ(車両以外)」についてみなさんにご紹介します。

鉄道博物館
住所:〒330‐0852 埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
電話:048‐651‐0088
公式HP:https://www.railway-museum.jp

※本記事の情報は2024年1月現在のものとなります。最新情報は各ホームページより入手してください。


※写真はすべて撮影:笹川かおり

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ささがわ かおり

笹川 かおり

Kaori Sasagawa
AnyMaMa(エニママ)ライター

AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 東京都の多摩エリアで2男児(2014年、2020年生まれ)を育てる母。広告営業、ママ向け育児サイトの編集を経て、2019年に独立。エニママではライフスタイル・ビジネス・インタビュー記事などの制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/  Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 東京都の多摩エリアで2男児(2014年、2020年生まれ)を育てる母。広告営業、ママ向け育児サイトの編集を経て、2019年に独立。エニママではライフスタイル・ビジネス・インタビュー記事などの制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/  Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

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コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/

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