自己肯定感の低い子どもは「どうせできない」が口ぐせ… 「自己肯定感を高める」パパママの子育てを大公開

「我が子の自己肯定感」をアップさせるための心掛けとは

「我が子の自己肯定感」の高める心がけ

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ここからは、パパママたちが実践している「我が子の自己肯定感を高める育児」の具体的な内容を一挙公開します。

・やるべきことをやって報告してきたときに褒めるようにしている。

・子どもが「これ見て!」と、何かを自慢気に見せてきたときは、「この部分すごい上手やん!」「これできるの、さすがやな!」と、まずシンプルに褒めるようにしています。


一番多かったのが「褒める」という回答です。ただし、一言で「褒める」といってもやみくもに褒めるわけではなく、

・褒めるときは「すごい」など抽象的ではなく、「○○ができたね」と具体的に褒めるようにしています。

・できるだけ具体的に褒める。結果ではなく行動を評価する。

・プロセスを褒めるようにする。


このように、「褒め方」について自分の考えを持ち、実践しているパパママが多いようでした。

・スゴいね! とよく言います。小学生には、テストが酷くても、0点でなければ、点数とれたね! とまず言っています(中学生には言っていませんが)。

こちらのママは、「小学生は点数がとれれば褒める(中学生は例外)」という自分ルールを持っています。我が子の年齢によって、褒め方を変えているんですね。

・どんなときも大好きだよ、と声をかける。

・夜寝る際に、あなたはお父さんお母さんの宝物だよと言う。


「大好き」「大切」「あなたは宝物」など、ストレートに愛情が伝わる声かけをするという回答も。「ハグする」など、愛情を行動で示すという答えもありました。

・できるだけ否定的なことは言わず、「すごいね」「かわいいね」「頑張ってるね」など、ポジティブな言葉をかけるようにしている。

・行動を否定するようなことは言わないように心がけている。


否定的なことを言わない、ポジティブ・前向きな言葉を選ぶという意見も。

・人と比べず、世界でただひとりのかけがえのない宝物なんだよ。たくさんの可能性があるんだよ。と折に触れて伝えています。

・個人のよいところを認める。できないことに、必要以上にこだわらない。


人と比べてすごい、相対的によい……ではなく、子ども本人のよさに焦点をあてて認める、という回答もありました。

パパママは子どものどこを見て自己肯定感を判断している?

今回の調査では、パパママが次のような基準で子どもの自己肯定感の高低を判断していることが読み取れました。

・自分に自信がある(容姿・内面・能力など)
・「自分が周囲から愛されている」と認識している
・気持ちが安定している
・失敗を恐れず行動を起こせる
・自分と他人を比較しない

このような性格の子どもを、パパママは「自己肯定感が高い」と感じており、また逆の性格を持つ子どものことは「自己肯定感が低い」と感じているようです。

皆さんはどのように思いますか?

次の記事(第3回)では、「きょうだい間で自己肯定感に差はあるのか?」「ママの自己肯定感は子どもに影響するのか?」について、さらに気になる調査結果をご報告します。

コクリコラボの「子どもの自己肯定感」シリーズは全4回。
第1回
第3回
第4回
※公開日までリンク無効

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

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