米粉で揚げ物が大変身 サクサク軽い「フライドポテト」と「から揚げ」で米粉生活入門!

人気米粉料理家・高橋ヒロさんに教えてもらう「米粉生活」 #3 米粉の揚げ物レシピ

米粉料理家:高橋ヒロ

サックリ軽い! 米粉の「から揚げ」

米粉は油切れがよいので、から揚げも軽く仕上がり、胃もたれしません。  撮影:高橋ヒロ

2品目は米粉で作る「から揚げ」です。こちらも高橋家では、頻繁に登場する家族みんなが大好きなメニュー。冷めてもジューシーなので、お弁当のおかずにもおすすめですよ。

米粉のから揚げ

【材料】

(3人分)
・鶏もも肉 2枚(約500g)
・米粉 50g
・揚げ油 適量


・しょう油 大さじ2
・はちみつ 大さじ1
・にんにく、しょうがのすりおろし 各小さじ1/2

【作り方】
1.鶏もも肉2枚はひと口大に切る。ボウルに切った鶏もも肉とA(しょう油大さじ2、はちみつ大さじ1、にんにく、しょうがのすりおろし各小さじ1/2)入れて揉み込み、冷蔵庫に入れて1時間漬け込む。

撮影:高橋ヒロ

【ポイント】
じっくり漬け込むことで味がしっかりしみてジューシーな仕上がりになります。はちみつの代わりにみりんを使ってもOK。

2.鶏もも肉の汁気を切り、米粉50gをまぶして170℃の油で揚げる。両面きつね色になったら、取り出して油を切る。

撮影:高橋ヒロ

【ポイント】
深めのフライパンを使えば、少なめの油でもしっかり揚がります。

【完成】

カリッとジューシーな米粉のから揚げが出来ました!  撮影:高橋ヒロ

揚げたてはもちろん、時間が経ってもカリッとした食感は続きます。

「フライドポテト」も「から揚げ」も、まぶすだけのレシピですが、揚げ物は、米粉を使う量も少なく、どんな米粉でも基本OK。また、軽く仕上がるので、小麦粉との違いもよくわかります。

「米粉の原材料はお米なので、グルテンフリーを心がけたい方はもちろん、バランスの良い食事をとりたい方にも米粉を使ったお料理やお菓子はおすすめです」(高橋さん)

米粉だからと気負わず、続けて使ってみると、気持ちや体調に変化があるかもしれません。お子さんと一緒に、米粉を毎日の暮らしに取り入れてみてくださいね。

取材・文/石本真樹

高橋ヒロ(たかはし・ひろ)
米粉料理家・フードコーディネーター。大学を卒業後大手旅行会社、IT企業等に勤務。傍らで料理を学びフードコーディネーターとしての活動をスタート。自身の子どものアレルギーをきっかけに、食育、特に米粉の活用に取り組むようになり、米粉料理家として活動。米粉のセミナーや講座、企業の商品開発、レシピ提供などを中心に行っている。

『まいにち米粉 パンと料理とお菓子』高橋ヒロ(池田書店)
34 件
たかはし ひろ

高橋 ヒロ

米粉料理家

米粉料理家・フードコーディネーター。親の転勤で幼少期は日本中を転々としさまざまな食文化に触れる。大学を卒業後大手旅行会社、IT企業等に勤務。傍らで料理を学びフードコーディネーターとしての活動をスタート。自身の子どものアレルギーをきっかけに、食育、特に米粉の活用に取り組むようになり、米粉料理家として活動。米粉のセミナーや講座、企業の商品開発、レシピ提供などを中心に行っている。 主な著書に『まいにち米粉 パンと料理とお菓子』『かんたん、おいしい米粉のクッキー』(池田書店)、『卵アレルギーの子どものためのおいしいおやつとごはん』(成美堂出版)、『作業時間10分米粉100%のパンとレシピ』(イカロス出版)など。 HP https://hiro-cafe.com/ Instagram https://www.instagram.com/hiro_hirocafe/?hl=ja

米粉料理家・フードコーディネーター。親の転勤で幼少期は日本中を転々としさまざまな食文化に触れる。大学を卒業後大手旅行会社、IT企業等に勤務。傍らで料理を学びフードコーディネーターとしての活動をスタート。自身の子どものアレルギーをきっかけに、食育、特に米粉の活用に取り組むようになり、米粉料理家として活動。米粉のセミナーや講座、企業の商品開発、レシピ提供などを中心に行っている。 主な著書に『まいにち米粉 パンと料理とお菓子』『かんたん、おいしい米粉のクッキー』(池田書店)、『卵アレルギーの子どものためのおいしいおやつとごはん』(成美堂出版)、『作業時間10分米粉100%のパンとレシピ』(イカロス出版)など。 HP https://hiro-cafe.com/ Instagram https://www.instagram.com/hiro_hirocafe/?hl=ja