ずっと触っていたいと思うほどの気持ちのよさがお気に入り
――ちなみに岡田さんがレギュラー番組や、子ども教室などで使っているのはどのようなねんどなのでしょうか?
ねんドル岡田さん:『オー!ねんど』(中部電磁器工業株式会社)という真っ白な軽量ねんどです。“ねんドル”として活動を始めるにあたり、世界中のさまざまなねんどを試した結果、扱いやすいこの商品を使うようになりました。
とても軽くてふわふわと柔らかく、「ずっと触っていたい!」と思うほどの気持ちよさがポイントです。また、匂いがほとんどなく、手がべたつくこともありません。さらに仕上がりは、ヒビが入りにくく、とてもなめらか。
主材料は、アクリル樹脂とパルプ繊維なのですが、STマーク(日本玩具協会が定めた安全基準)も取得していて、お子さんも安心して使うことができます。
ねんドル岡田さん:それに、『オー!ねんど』は、絵の具を加えて好きな色を作れるんです。「ねんど遊びをしたい」と思っても、いろんな色のねんどを何色も集めるのは大変ですが、『オー!ねんど』は絵の具をちょっとつけてこねるだけで、お子さんが欲しい色を手軽に作ることができます。こねこねする作業を楽しめて、経済的なのも嬉しいですね。
また、作った作品は状態が大きく変わらず長くとっておくことができるので、お子さんが初めて作った作品も記念に取っておいていただけたらと思います。
粘土板はクリアファイル、切るときはトランプ! おうちにあるものを活用して
――家でのねんど遊びに際し、準備したほうがいいものがあれば教えてください。
ねんドル岡田さん:粘土板はあるといいですが、家にないようであればクリアファイルで代用できます。実は私も、クリアファイルを愛用中(笑)。ねんどを薄くしたときもキレイにはがせるんですよ。
ねんどを切るのには、トランプが便利です。薄い生地を重ねたときも、トランプで切るとキレイな断面になりますし、ねんどでメロンパンを作るときなど、模様をつけるのにも便利です。
計量スプーンは、アイスなど半球型のものを作りたいときに好適。ウエットティッシュは、作品にヒビが入ったり、シワが寄ってしまったりしたとき、気になる箇所に2~3秒当ててからそっとなでると、キレイに直せるんです。ちなみに私はアルコールが含まれていなくて肌に優しい、おしりふきをよく使っています。
このように、ねんど遊びではお家にあるものがいろいろ活用できます。その他にも、捨てる前の歯ブラシでおにぎりの粒感を出したり、サンドイッチの断面を表現したりするのに使ったり。アルミホイルを丸めたもので、つぶしたねんどの表面を叩くと、ボコボコした感じになり、おせんべいの表面のように仕上がります。ペットボトルの蓋は、丸い型抜きやケーキの土台に。
自分の身の回りにあるものを「これ、ねんど遊びに使えるかな?」と考えるのもとても楽しいですし、子どもの発想力を伸ばすことにもつながっていくのではないでしょうか。
次回は、いよいよ実践編! 引き続きねんドル岡田さんに年齢別・オリジナルねんど作品作りを教えてもらいます。お楽しみに♪
取材・文/木下千寿
【岡田ひとみさん】
1998年芸能界デビュー。
2002年に史上初の「ねんドル」(粘土職人+アイドル)として活動を始める。ねんど教室を年間1万人以上に直接指導。海外では五大陸25都市以上で開催。オンラインレッスンを日本やニューヨークの子どもたちに向けてスタートするなど、子どもたちの創造性や想像力を育む活動に力を入れている。現在、NHK Eテレ『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』におねんどお姉さんの「ひとみ」と、そのお姉さん「コネル」として出演中。
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岡田 ひとみ
1998年芸能界デビュー。 2002年に史上初の「ねんドル」(粘土職人+アイドル)として活動を始める。2007年、史上初600人規模のねんど教室を愛知県で開催。2011年、被災地や病院、カンボジアの孤児院などで積極的にワークショップを行う。同年、日本記念日協会に申請し、9月1日をねんどの日に制定。自身でデザインした新衣装を毎年この日に発表している。2013年、Eテレ『ニャンちゅうワールド放送局』でおねんどお姉さんとして出演開始。 ねんど教室で年間 1万人以上に直接指導。海外では五大陸25都市以上で開催。オンラインレッスンを日本やニューヨークの子どもたちに向けてスタートするなど、子どもたちの創造性や想像力を育む活動に力を入れている。チャイルドマインダー、食育インストラクターなどの資格も持つ。 現在、NHK Eテレ『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』におねんどお姉さんの「ひとみ」と、そのお姉さん「コネル」として出演中。 【Twitter】 https://twitter.com/#!/nendol 【instagram】 http://instagram.com/hitomi_nendol 【ブログ】 https://ameblo.jp/nendol/
1998年芸能界デビュー。 2002年に史上初の「ねんドル」(粘土職人+アイドル)として活動を始める。2007年、史上初600人規模のねんど教室を愛知県で開催。2011年、被災地や病院、カンボジアの孤児院などで積極的にワークショップを行う。同年、日本記念日協会に申請し、9月1日をねんどの日に制定。自身でデザインした新衣装を毎年この日に発表している。2013年、Eテレ『ニャンちゅうワールド放送局』でおねんどお姉さんとして出演開始。 ねんど教室で年間 1万人以上に直接指導。海外では五大陸25都市以上で開催。オンラインレッスンを日本やニューヨークの子どもたちに向けてスタートするなど、子どもたちの創造性や想像力を育む活動に力を入れている。チャイルドマインダー、食育インストラクターなどの資格も持つ。 現在、NHK Eテレ『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』におねんどお姉さんの「ひとみ」と、そのお姉さん「コネル」として出演中。 【Twitter】 https://twitter.com/#!/nendol 【instagram】 http://instagram.com/hitomi_nendol 【ブログ】 https://ameblo.jp/nendol/