「子どもの発達と発達障害」 3000人パパママが絶賛した榊原洋一先生の名講義

発達障害研究の第一人者・榊原洋一先生(お茶の水女子大学名誉教授・小児科医)のオンラインセミナーのエッセンスを一挙公開

「小1の壁」─小学校入学で直面 乗り越えるためのスキルと体力のつけ方

「小1の壁」または「小1プロブレム」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 小学校入学後、学校になじめず、登校をしぶったり、落ち着いて授業を受けられないなどの問題を指します。

保育園・幼稚園は「遊び」を中心に活動する場であるのに対し、小学校に入ると「学習」、とりわけ座学が中心の生活に変化します。まったく異なる環境であり、その間には見えない壁が存在します。「小1の壁」は、この壁をうまく乗り越えられないことが原因となって発生する問題なのです。

壁を乗り越えるスキルと体力をつけるためのチャレンジとして、キーワードとなるのが「プレイフルラーニング」。「遊びながらの学び」のことを指す言葉で、遊びや楽しみがある学びの中で、ワクワクドキドキしながら自発的に探究心を育んでいくことができます。

入学前に「学ぶっておもしろい」と日常生活で感じてもらう取り組みが、壁に立ち向かうための力になるでしょう。

「子どもの発達障害」─発達障害は“診断名ではない” 受診や療育のタイミングは?

昨今よく聞かれる「発達凸凹」「発達障害もどき」「グレーゾーン」。発達障害っぽいけど、何とも言えない。そんな状況によく使われがちな言葉ですが、榊原先生は「そのように医者から言われた場合は、はっきりした診断をお願いしましょう」と強く訴えています。

発達障害は明確な診断基準に基づき、自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)と診断され、この3つの総称として「発達障害」と呼ばれています。

保護者には「発達障害」の正しい知識を身につけてほしいと榊原先生は言います。

また「何を基準に病院を受診すればいいのか?」といった発達障害を疑ったときの質問も非常に多く、療育・支援学級などのサポート体制の質問にも答えています。

視聴者からの反響が大きかったことから、「子どもの発達障害」は全2回のシリーズで開催されました。

正しく知って安心!「子ども発達障害」

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