今すぐできる「親子整体」 秋・冬の寒暖差や感染症に備えよう

整体ボディワーカー・山上亮さんに教えてもらう子育て整体#2 秋と冬の手当て

整体ボディワーカ―:山上 亮

撮影:土居麻紀子
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整体ボディワーカーの山上亮さんに聞く、整体的子育て連載。

第2回では、昼と夜の寒暖差が大きくなってくる「秋」と、空気が乾燥して感染症などにかかりやすい「冬」の手当てについて教えてもらいました。(全4回の2回目。第1回第3回第4回は2021年12月2日公開)


※手当ては子どもが痛がらずに心地よく感じる力加減で行ってください。痛みを感じるときは中止し、傷や疾病、身体症状を有する場合は医師の診察、アドバイスを受けるようにしてください

寒暖差が大きく、冬よりも冷えやすいのが秋

日中と夕方の寒暖差が大きく、実は冬よりも冷えやすいのが秋。冷えのタイミングは、単に気温が下がるときだけではなく、気持ちがガタンと落ちる瞬間にも訪れると言う山上さん。

「例えば子どもが裸で走り回っているとき、楽しいうちは冷えないけれど、友達とケンカをしたり、ぶつかって転んだりと嫌なことがあった瞬間にスッと勢いがなくなって冷えたりします。
そうすると、夜中に熱を出したりすることも。

嫌な出来事を、その場で対処して、気持ちが切り替わっていたなら冷えの影響も抜けていきますが、引きずっていると体調を崩す原因にもなるんです。
その場合は、次に紹介する、リラックスできる手当てや対処を行ってみてください」

【秋の手当て】

●側腹つまみ

仰向けになり側腹(脇腹)を軽くつまんで皮を伸ばすようにつまむ。冷えによる身体のねじれの手当てに効果があり、気持ちが落ち着いてリラックスできる。子どもはくすぐったがるので、くすぐる程度にじゃれあう感じでやってもOK。   撮影:土居麻紀子

●耳ひっぱり

耳を揉む感じで軽くひっぱってあげる。鼻水が出ているときなど、風邪のひきはじめにやってあげると効果あり。鏡を見ながら「おさるさん〜」などと言いながらやっても楽しく手当てができる。   撮影:土居麻紀子

●足湯

冷えの問題が出る秋におすすめの足湯。お湯の温度は子どもの足のあたたかさで決める。基本はちょっと熱めくらい。お湯で足を洗って温度に慣れさせてから入れたり、差し湯をしたりすると熱がらない。   撮影:土居麻紀子

「秋は夏の疲れを抜くための泌尿器系の手当てとして、暖かい汁物を取ることもおすすめです。
夏の間にたくさん汗をかいているので、塩気のある暖かい汁物で潤いを与えてあげると、冷えにも効果がありますよ」

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