不調を伝えるときの英語表現【学校でも塾でも習わない ワザあり英語】

「英語でなんて言うの?」 知ってて差がつく“通訳者ママ”の「最新」英語表現 【連載】第8回

通訳者・翻訳家:神本 亜紀

feel sick
あるいは
feel nauseous

〈sick〉は「病気の」や「病気になった」という意味の形容詞ですが、ネイティブは「吐き気がある」意味で使うことが多いでしょう。そのため、〈feel sick〉で「ムカムカする」という言葉になります。

一方、〈feel nauseous〉の〈nauseous〉は、「むかつく」「吐き気を催させる」の意。こちらも気分がムカムカするときに使われます。

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最後に紹介した〈chill〉は、幽霊を見たり、怪談を聞いて怖かったりしたときにも〈I get chills.〉というフレーズが使えます。ゾッとしたときに使ってみてください。

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ちょっとおもしろい体調不調の表現

英語には動物や天候などを使ったおもしろい体調不調の表現もあります。ネイティブがよく使う言葉もあるので覚えておきましょう。

お酒を飲みすぎり、風邪などで体調が優れないときには、〈I feel like I’ve been hit by a truck.(トラックにひかれたような気分だ)〉と言って、体全体がしんどい、あるいはダルいことを表現することもあります。

様子や状態によってさまざまな言葉が使われているので、調べてみるとよいでしょう。

かつては“英語音痴”……第2子出産後の30歳から英語を学び直し、今は通訳者・翻訳家として活躍する神本亜紀(かんもと あき)さんの「英語勉強法」を解説した記事は⬇︎下のバナーからどうぞ!

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かんもと あき

神本 亜紀

通訳者・翻訳家

大学で心理学を専攻しカウンセラーを志すも、学生時代に夫と出会い、卒業後に結婚・出産。英語は大嫌いだったものの、子育て中に出会った英語教育に熱心なママ友や、勤め先からの勧め、我が子の英語教育を前にして親もある程度の英語力がないとダメだと自覚したことで、2人目の子どもを出産後、30歳から英語を真剣に学び直しし始める。 現在は社内通翻訳として勤務するかたわら、フリーランス通訳として各種国際イベントなどで活躍。英検1級までは約5年、TOEIC990点(満点)は約13年かけて到達。英語はいまでも毎日、アップデート中。 ・note(ブログ) https://note.com/englishpuppy/

大学で心理学を専攻しカウンセラーを志すも、学生時代に夫と出会い、卒業後に結婚・出産。英語は大嫌いだったものの、子育て中に出会った英語教育に熱心なママ友や、勤め先からの勧め、我が子の英語教育を前にして親もある程度の英語力がないとダメだと自覚したことで、2人目の子どもを出産後、30歳から英語を真剣に学び直しし始める。 現在は社内通翻訳として勤務するかたわら、フリーランス通訳として各種国際イベントなどで活躍。英検1級までは約5年、TOEIC990点(満点)は約13年かけて到達。英語はいまでも毎日、アップデート中。 ・note(ブログ) https://note.com/englishpuppy/