女優・南 果歩さん リモート朗読で大人も癒されると話題の詩が絵本に

ゆっくり、ゆっくり読んでみてください

はじめて手がけた絵本を手ににっこり。
カメラマン/野口貴司  スタイリスト/坂本久仁子 ヘアメイク/国府田圭

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2011年東日本大震災以降、東北、熊本など被災地に向けての絵本の読み聞かせを続けている南 果歩さん。

コロナ禍でのリモート朗読が話題になった詩が絵本になりました。

読んでもらう子どもたちはもちろん、読み聞かせする大人も癒されてほしいという気持ちがこもったやさしく包み込むような詩に、さまざまなジャンルで活躍する話題のデジタルぺインター、ダンクウェルさんがカラフルで躍動感のある絵をつけました。

何度でも読み返したい、新しい癒やしの絵本です。


ぜひ、ゆったりとした気持ちで読んでみてくださいね。

『一生ぶんの だっこ』(文 南 果歩 絵 ダンクウェル)全ページ公開!

お気に入りのぼうしを持ったクマの子がかわいい!
たいへん! いきなり転んでしまいました。ドキドキしますね。
ここはやさしいクマのママになったつもりで、ゆーっくり読んでみてくださいね。
こんどは、お気に入りのぼうしが飛んでいってしまいました!
ここもゆっくり、ゆっくり、やさしーく、読んでください。かなしいときは、男の子も女の子も泣いていいんですよね。
おともだちにせっかく見つけたよつばのクローバーをとられてしまったクマの子。こんなときもママにだっこしてほしくなります。
そうか、くやしいときは泣いてもいいのかと、あらためてはっとする人もいるのでは。
小さい子どもが感じる夜の闇はこんな風なのかも。絵を描いたダンクウェルさんの想像力がすごい!
まっ赤な夕焼けの中、友だちと歩く印象的なシーンです。
ダンクウェルさんはお花の絵をよく描かれています。ママに抱っこされて安心しているクマの子の気持ちが伝わってきますね。
いつも仲良く遊んでいるお友だちでも、こんなときってありますね。
ママの抱っこされているとき、小さいクマの子はこの世界全体に抱きしめられているように感じているのかもしれません。
楽しいときもお母さんにだっこしてもらいたい、そんなクマの子の気持ちが愛しいですね。
毎日輝く星を集めて自分自身のなかにためていけたらいいですね。そして、仲間とそれを分け合えたらもっと素敵です。
「きみのことがだいすき」 面と向かってはいえないことも、絵本の読み聞かせとしてならやさしく伝えられそうです。
「一生ぶんのだっこ」は、小さいクマの子がもうひとりでも大丈夫、となるまでなんですね!
読み終わったら、もう一度読み返したくなるようなあたたかい気持ちになるエンディングです。

絵を手がけたのはデジタルペインターのダンクウェル

今回、南 果歩さんが絵をお願いしたのは、ポップで温かみのある作風で知られるデジタルペインター、ダンクウェルさん。

絵本を描くのははじめてというダンクウェルさんですが、南さんが自作の詩を朗読するのをきいて感激、生き生きと躍動感のある魅力的な絵を描いてくれました。

鮮やかな色づかいも印象的ですね。

今回、全ページ公開に快くOKしてくださったダンクウェルさんから、メッセージをいただきました。

絵かきのダンクウェルです。

こどものころから絵をかくことが好きで、おとなになって好きなものを好きなようにかいています。絵本の絵をかくのははじめてでした。

でも、南さんがぼくのために読んでくれたことで、このお話の“世界”が頭の中にどんどんうかんできました。

もしかしたら、あなたの頭の中には、ぼくとはちがう“世界”がうかんでいるかもしれません。もしそうだとしたら、その絵をかいてみてください。

絵の具でもクレヨンでもかまいません。ぼくもはじめてやってみたんです。あなたにもきっとできると思います。
絵を見ずに読み聞かせしてもらうと、聞き手それぞれの世界が広がるのも楽しいですね。

読んであげて、読んでもらって。

どちらも癒されてほしい、という南 果歩さんの願い、みんなに届きますように。

読んでもらう人も、読んでいる人も癒される果歩さんの絵本

『一生ぶんの だっこ』
文:南 果歩  絵:ダンクウェル

<ねえ ねえ かあさん。

一生ぶんの だっこって どのくらい?>

2011年東日本大震災以降、東北、熊本など被災地に向けての絵本の読み聞かせを続けている南 果歩。

本書は、コロナ禍でのリモート朗読が話題になった詩を絵本にしたものです。

やさしく包み込むような詩に、世界で活躍する話題のアーティスト、ダンクウェルがカラフルで躍動感のある絵をつけました。

読んでもらう子どもたちはもちろん、読み聞かせする大人もいやされてほしいという気持ちがこもった、何度でも読み返したい、新しい癒やしの絵本です。

*読んであげるなら3才くらいから
*こどもから大人まで

南 果歩(みなみ かほ)

兵庫県生まれ。女優。舞台、映画、テレビなどで活躍中。エッセイ『乙女オバさん』など著書多数。絵本の読み聞かせをライフワークにしている。本作はコロナ禍で朗読をしていた詩がもとになっている。

ダンクウェル(Dunkwell)

東京都生まれ。自由なアイデアと独創的なクリエイティブで人気のデジタルペインター。絵筆やクレヨンのようなやわらかい画風だが、すべてデジタルツールで描かれている。本作ははじめて手がけた絵本。

【イベント情報】話題の南 果歩さんの朗読が聴ける!

*このイベントは定員に達したため、申し込みを締め切りました。
●南 果歩さん衣装クレジット
ニットベスト、ブラウス、スカート/パサンド バイ ヌキテパ(ヌキテパ) イヤリング、リング/マナ ローザ(マナ ローザ ジュエル) 靴/三喜商事(マレーラ)

<お問い合わせ先>
パサンド バイ ヌキテパ 03-6427-9945 マナ ローザ 011-616-0106 三喜商事 03-3470-8233 
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