2022.02.10

ブックマーク

コロナ感染・小3男児の家庭内隔離を成功させた我が家流「6つのルール」

<緊急寄稿>「子どもがコロナ感染!」3児ママの自宅療養記#2~家庭内隔離ルール~

「あせってオンライン授業に無理して参加するより、ゆっくり休んだ方がいいことがわかった」とママは言います。 写真:アフロ

小3の息子、小1の息子、2歳の息子の三兄弟を抱える松田ファミリー(東京都在住)。2022年1月、小学校の始業式前日に長男が発熱し、検査の結果、新型コロナウィルスに感染したことが判明しました。そこから“はじめて”だらけの療養・隔離期間がスタートすることに。

三兄弟のなかでたったひとり感染した長男は、家庭内隔離を耐えることができるのか? 
濃厚接触者である残りの家族は、感染することなく隔離期間を終えられるのか?

松田ファミリーは約2週間のコロナ療養・隔離期間をどのように乗り越えたのでしょうか。ママライター・あさこさん(36歳)が、“事前にやっておけばよかったこと”“実際にやってよかったこと”を振り返る、必読のコロナ体験記の第2回目です。
(全3回の2回目。#1を読む)

【やってよかった】隔離前に子どもとしっかり話をする

2022年1月上旬は、まだ子どもの家庭内隔離について前例やニュースがさほど多くなかった時期。「子どもを家のなかで隔離するのが、本当に可能なのか」と、頭のなかで『ミッション:インポッシブル』のテーマソングが流れていました。

そんなとき、ふとノンフィクションライターの高野秀行さんがコロナにかかった際に書いていたブログを思い出して、それを参考に自己流でアレンジすることに。

高野さんは奥様との家庭内隔離ルールを箇条書きにしてこまかく取り決めていたので、我が家もルールを箇条書きでまとめることにしました。

……が、その前に何よりも大事なこと。これから家庭内で子どもを隔離しなければいけない状況におちいった方に、ぜひ一番最初にしてほしいことがあります。それは、

【まず子どもにしっかり言い聞かせること】。

我が家の長男も、小3にもなれば、なんとなくこの状況は把握できていたはず。でも、丁寧に説明して不安を取り除ければ、と思いました。

「あなたは、コロナにかかった可能性が高い。だから、基本的には1日中部屋にいなければならなくなった。他の家族に移さないために、これから2週間はルールを守ってほしい」

神妙な顔つきで話を聞きながら、小さくうなづく長男に、胸が締め付けられる思いでした。彼ならきっと分かってくれるだろうと期待して、お願いした我が家の家庭内隔離ルールは、次の通り。

【やってよかった】家庭内隔離のルール決めをして貼る

長男に説明をしながら、家庭内ルールを箇条書きにして、部屋の壁に貼っておくことにしました。

我が家の家庭内隔離ルール                               
①  食事とお風呂は家族とは別々                              

②  トイレに行く時にはママに言うこと! ※勝手に部屋を出ないように            

③  ゴミ袋はビニール袋に入れてしっかり結ぶ (ティッシュ、おかし、マスクなど全部のゴミ)  

④  マンガ、スイッチ、iPad、なにしてもオーケー! ベッドの上で自由にすごしてよし! 

親としてはとても心苦しかったですが、小さな下二人の兄弟も守らねばいけない……。特に長男は三男をとても可愛がっているので、「小さな2歳の弟がコロナにかかったら大変だから、協力してほしい」というのが効いたようでした。

そして、この厳しい隔離ルールに抑揚をつけ、最後の④に「なにしてもオーケー!!」という楽しいルールも作ったのが、我が家流。

療養期間前半は、おやつもまとめて持って行かせ、「好きな時に好きなだけ食べていいよ」としました。

アメとムチではないですが、子どもの家庭内隔離には楽しい面もあった方が良いと思います。終始暗い顔をしていた長男ですが、好きにして良いのならばと、少しだけ浮かれた様子も見られました。

後から「⑤着替えは部屋で、脱いだ服はゴミ袋に入れておくこと」や、換気のために「⑥日中は窓を開けておくこと」も追加して、以上6つのルールを守りながら過ごしました。

※自宅療養(家庭内隔離)については、下記リンクがわかりやすいものでした。
【東京都福祉保健局】 自宅療養者向けハンドブック 〜感染を拡げないために〜
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/shien/zitakuryouyouhandbook.html

この4項目に後から加えた2項目、「⑤着替えは部屋で、脱いだ服はゴミ袋に入れておくこと」、「⑥日中は窓を開けておくこと」も追加で書き出し貼りました。 写真:松田あさこ

【やればよかった】隔離生活を想定して日用品のストック

ルールを定め、割とスムーズに家庭内隔離を開始できたと思っていたのですが、実際に始まってみないとわからないことも多々。

家族でタオルやコップなどを分ける、というのは頭にあったものの、これまで三兄弟でひとつの歯磨き粉を兼用していたことに気がつきました。急いで歯磨き粉を買い足し、それぞれマスキングで名前をつけ、ひとりひとつの歯磨きセットを用意しました。

これまで、ひとつの歯磨き粉を兼用していた三兄弟。あわてて、長男、次男、三男と歯磨きセットをそれぞれ用意しました。 写真:松田あさこ

長男の部屋に置いておく用の、大きめの水筒も必要に。水筒はひとり一本しか持っていなかったのですが、こまめに洗ったり追加したりすることもはばかられる状況だったので、真夏に使っていた大きなウォータージャグが役に立ちました。

また、我が家はこれまで一本の体温計を家族で使いまわし。これもいちいち消毒をしたり、部屋を行き来するのが億劫になったので、すぐにもう一本買い足すことになりました。

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