どこに行きたい? おうちのなかでも旅行気分を味わえる絵本って?

【 絵本でお悩み解決!?】 テーマ07「おうちでも旅気分になれる絵本」

げんき編集部

研究テーマ07「たび絵本」
:旅の絵本といえば、この絵本がとても魅力的でした! コアラ!

雄大なオーストラリア大陸をまるごと体感!『ジス・イズ・オーストラリア』

作:ミロスラフ・サセック 訳:松浦弥太郎 スペースシャワーネットワーク
スペースシャワーネットワーク | Amazonで購入>
D:いいねえ。私たちがイメージするコアラやカンガルーももちろん紹介されているけれど、現代の街の様子も面白いよね。

:はい! あっ、ドクター、その絵本は何ですか?

D:『おとうとは 青がすき』。ナイジェリアの絵本だよ。ほら、こんなふうに身近な色を通して、アフリカの文化が感じられるでしょ。

みんなが知っている色。だけど連想するものはそれぞれ。『おとうとは 青がすき』

作・写真:イフェオマ・オニェフル 訳:さくまゆみこ 偕成社
:写真絵本もいいですね! お姉ちゃんと弟の関係もかわいくてほっこりします。……そうだ、きょうだいといえば、ここっちの絵本のきょうだいは、なんだかちょっと、大変そう……。

楽しい旅にはハプニングもつきもの!『シモンのアメリカ旅行』

作:バーバラ・マクリントック 訳:福本友美子 あすなろ書房
D:この弟はほんとよく落とし物をするよねえ……。でも、読者は落とし物を探しながら、楽しくアメリカの20世紀初頭の暮らしを知ることができるね。

:はい。……あっ、それは「日本の旅」絵本ですね!?

D:『リサとガスパール にほんへいく』。日本にリサとガスパール、遊びに来ていたんだよ~!

外から来た人の目を通せば、日本もとっても面白い!『リサとガスパールにほんへいく』

文:アン・グットマン 絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン 訳:石津ちひろ ブロンズ新社
:リサとガスパール、日本にようこそ! なんだか、私たちにとっては当たり前のことにびっくりしていて、不思議な感じ。

D:外から来た人は、そこに住んでいる人とは違う見方をするから、面白いよねえ。この『ロンドン・ジャングルブック』でも、インドの村の若者から見たロンドンが、絶妙に描かれているよ!

未知の都会はまるでジャングル『ロンドン・ジャングルブック』

作:バッジュ・シャーム 訳:スラニー京子 三輪舎
:これは…ロンドン・アイ⁉ 作者のバッジュさんにはロンドン、こんな風に見えたのでしょうか。面白いなあ。

D:独創的な絵を楽しみながら、親子で「これはなんだろう?」とコミュニケーションしながら旅気分を味わえるよ。
次のページへ 今度は地中を探検⁉ そして宇宙も! 大迫力の絵本が集合!
71 件