朝食のときテレビをつけると夢中になって食べません

「うちの子のナゾ」第25回/「なぜ?」と感じる、ちょっと気になる、うちの子の不思議な行動や気質…etc.その世界の専門家に聞いてみました!

げんき編集部

“朝食のときテレビをつけると夢中になって食べません”

“朝食のときテレビをつけると夢中になって食べません”

朝は忙しいので、朝食は子ども一人でテレビを見ながら食べさせていますが、テレビを見ていると手と口が止まってしまい、食事が進みません。(3歳男児・東京都)

食事とテレビ、同時に気を配るのはむずかしいこと

食事をすることと、テレビをみること、どちらにもほどよく注意(思考)を配分するというのは、じつはとても高度なスキルです。

3歳のお子さんだと年齢的に、まだ難しいと思います。

今は食べる時間とテレビの時間をしっかりと分け、ひとつのことに集中させたほうがいいかもしれませんね。

朝は忙しくなかなか時間がとれないと思いますが「おいしいよ。ママと食べよう」という感じで、親子いっしょに朝食をとるのがベターです。
子どもの発達心理学の専門家
渡辺 弥生先生
食事に時間がかかるお子さんは、量が多すぎる場合がありますので、お子さんにとってちょうど良い量、集中して食べきれる量、おいしく食べられる量を考えて工夫してみては?

あまり時間を気にせず、食べる雰囲気を盛り上げてみてください。

生きていくうえで食べることはとても大事なこと。

もう少しだけ、心に余裕をもって家族で食事を楽しめるといいですね。

イラスト/とやま ちさと 取材・文/久世恵美
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げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

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