うちの子のナゾ「食事量が少ない! どうすれば食べてくれるの~!?」
「うちの子のナゾ」第18回/「なぜ?」と感じる、ちょっと気になる、うちの子の不思議な行動や気質…etc.その世界の専門家に聞いてみました!
管理栄養士:山口 真弓
“食事量が少ない! どうすれば食べてくれるの~!?”
「息子は、保育園の給食はおかわりをしますが、家での食事は少ししか食べません。いろいろな料理を作ったりしているのですが、ほとんど食べてくれず……疲れました」(2歳男児・東京都・30代前半)
お子さんを観察して、適量を探りましょう
そんなときはまず、お子さんをよく観察しましょう。
発達に問題がなく、活動量も豊富で精神的にも落ち着いているならば、食事量は足りているという証拠です。
適量には個人差がありますから、平均より食事量が少ないからと気を揉まなくても大丈夫です。
食事の内容も、必ず食べるものはおさえつつ、苦手な食材も食卓にあげましょう。
たとえ手を付けなくても、目で見たり香りを嗅いだり、五感を使った食経験を重ねていくとある日、突然口にするかも! 成長とともに、食事量も食材の好みも変わっていきます。
時間をかけて、見守っていきましょう。
イラスト/とやま ちさと 取材・文/久世恵美
『うちの子のナゾ』は、1・2・3歳のこども雑誌『げんき』で絶賛連載中!

げんき編集部
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトで...
山口 真弓
管理栄養士・健康咀嚼指導士。離乳食・幼児食教室「スマイル☆キッチン」を埼玉県に開講。多くの親子の食事・栄養に関する相談を行っている。食...