あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月8日」(1973年)。
ボクシングの試合を控え、減量をしていた光太郎。そんななか、怪獣・デッパラスが現れる。光太郎は出撃するが、空腹によりデッパラスがローストチキンに見え、攻撃を受けてしまう。
減量をする光太郎
トレーニングを終え、付き合ってくれた健一とともに銭湯で汗を流していた光太郎。そのころ、東京の地底では、北極からやってきた怪獣・デッパラスが地上への出口を探して暴れていた。それにより、地震が発生。銭湯の底が抜け、どういうわけか浴槽が海とつながってしまう。
ZATに戻った光太郎は、朝日奈隊長に報告をすると調査を開始。一方、非番の北島隊員たちは川でボートに乗り休暇を楽しんでいたが、川から出現したデッパラスと遭遇した。街に移動したデッパラス。ケチャップ工場付近でZATは攻撃を開始するが、ほとんど効果はなく、デッパラスはケチャップを食べたり、昼寝をしはじめてしまう。
戦闘を継続するZATだったが、光太郎の乗るスーパースワローの動きがおかしい。減量による空腹で、光太郎は意識が朦朧としてしまったのだ。さらに、光太郎は一瞬、寝ているデッパラスが特大のローストチキンに見え、無意識に接近。デッパラスの攻撃を受け機体が大破してしまう。