あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月28日」(2006年)。
『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの昭和に放送されたウルトラマンシリーズと、物語が直接的につながっているのも特徴だ。
何者かが地球に出現させたインペライザーに、メビウスは敗北。その後、インペライザーは地球に現れたウルトラマンタロウによって大ダメージを受けるも、姿を消してしまう。GUYSはウルトラマンタロウの力を借り、インペライザーに勝利する方法を模索。一方、リュウに正体を明かしたミライは、傷が癒えないまま戦場に現れる。
GUYSがタロウと共闘
その後、目を覚ましたミライは、GUYSメモリーディスプレイとリュウへのお守りを残して姿を消すも、翌日すぐにリュウと再会する。その場所は、ふたりが初めて出会った高台だった。ミライは、光の国への帰還命令が出ていたことをリュウに話す。すると、リュウはなぜウルトラマンが地球を守ってくれるのか、理由を尋ねた。
ミライによると、ウルトラマンの一族は、もともとは人間と同じ姿をしていた。しかし、あるときウルトラマンの力を手にした彼らは、「果たすべき何か」のために戦いはじめたのだ。そして、大昔の自分たちと同じ姿をしている地球人を自分たちに重ね、命をかけて守ってきた。そのことを話したミライは、再びリュウのもとから姿を消す。
その後、GUYSはインペライザーを倒すための作戦を立てていた。重力偏向盤でインペライザーを宇宙に送り込み、そこに仕掛けた大量の爆弾で撃破するというものだ。しかし、この作戦を行うにはインペライザーの出現場所を事前に知る必要がある。すると、GUYS総本部に、タロウからと思われるメッセージが届く。タロウによると、インペライザーは4時間後に青沢峡谷に出現するらしい。リュウたちはGUYSスぺーシー、そしてタロウと共同戦線をはり、インペライザーを倒すための作戦を開始する。